高田第一中学校ホームページ
令和5年度生徒会スローガン 結~心をつなげる~
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【心を鍛える】まもるくんの日


9月のまもるくんの日は、気仙中で歌われ、統合後高田一中でも歌い継がれている「空~ぼくらの第2章~」への想いを語り継ぐ会でした。
気仙中学校最後の入学生だった二人が、先輩から伝えられ、後輩に伝えたい想いを次のように語ってくれました。

気仙中学校では、震災から閉校まで、「空~ぼくらの第2章~」を歌い継いできました。当時私が1年生だった時の、気仙中の生徒会長はすごく熱い人でした。生徒会長は『「空~ぼくらの第2章~」=「奇跡の一本松」だ!!』と、よく語っていました。みなさん意味がわかりますか?私は最初意味がわかりませんでした。そこで私は生徒会長に聞いてみました。すると「空を歌うときは一本松を思い浮かべて歌おう」とおっしゃられました。まだよく分からなかった私は、さらに詳しく聞いてみました。そしたら、生徒会長はこのようにおっしゃっていたと思います。「歌詞の中にこんなフレーズがあるよね。「希望はぼくらの中に生きる」。震災で1本だけ残った「奇跡の一本松」を「希望」として、捉えるといいよ。ただ単に「奇跡の一本松」をイメージして歌うのではなく、『希望の象徴としての「奇跡の一本松」』をイメージして歌っていくことが大切なんだよ」それ以来、私は『希望の象徴としての「奇跡の一本松」』を思い浮かべながら「空~ぼくらの第2章~」を歌ってきました。
「空~ぼくらの第2章~」は希望の歌です。後輩の皆さんにも、想いを込めて歌ってほしいです。別に「奇跡の一本松」を思い浮かべながら歌って欲しいというわけではありません。ただ、高田一中生にとって特別な曲だということは分かってもらえると嬉しいです。一人ひとりが私たちの街、陸前高田への希望、想いを歌に乗せ、こだわりをもって大切に歌い継いでいくことが、いま私たちにできる事だと思います。(一部抜粋)