抜き打ち避難訓練

災害は忘れたころにやって来る!
防災対策は、日常の中で「いつでも」できるように準備する。
本日の抜き打ち避難訓練を知っていたのは職員3名だけ。
(担任の先生方にも周知せず、業間休み時間に突然の地震)

10時10分 訓練用緊急地震速報が鳴り出すと
校庭で遊んでいた子が、校庭の中央部分に参集しました。
ダンゴムシポーズをとり、頭を守る子もいます。

「静かにして放送を聞いて。」と6年生の声がします。
自分の命は自分で守る「自助」ができた後は
共に助け合う「共助」へと考えて行動しているようです。
「6年生、次は何をすればいいですか?」と尋ねると
「そうだ、整列をさせればいい。」と即答!!
6年生の子ども達は、低学年を避難場所へ誘導し整列させる
防災行動へと移っていきました。

脳の中の「自己報酬神経群」は「自分からやる」という
主体性をもって考えたり、行動したりしないと機能しません。
教師が指示を出せば、時間も手間もかからず楽ですが、
子ども達の力を信じ、じっくり見届けることを大切に。
自分たちで決定させる場面を増やしていきたいものです。
「何をすればいいですか?」 
ご家庭でも投げかけてみませんか。



2021/09/14 19:50 | 教育活動