高田東中と合同による津波避難行動体験学習を実施
2024/07/12 14:30

この日東日本大震災津波から13年4箇月目となる7月11日(木)の午後、本校3年生と高田東中学校の3年生が合同で津波避難行動体験学習を行いました。
約40年サイクルでこの地域を襲う大規模な津波に備えようと企画されたもので、毎年海開きの直前に開催されており、今年で3回目となります。
宮城県沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震が発生し、陸前高田市では震度6強の揺れを観測して大津波警報が発令されたという想定で行われました。
今回の訓練では、陸前高田市防災課の全面的なご協力のもと、サイレンや緊急放送が実際と同じように使用されたほか、同海水浴場のライフセーバーの方々にも訓練の一環として参加していただき、津波フラッグを振るなどの避難誘導も行われました。高田松原で海水浴を楽しんでいた時に、突然大地震と津波が来るというリアルな緊張感の中、生徒たちは取るべき行動を落ち着いて判断しながら、高田松原海水浴場から約1キロ先の避難所に指定されている夢アリーナたかたに向かう避難行動を行いました。
津波到達予想時刻は30分後ということでしたが、避難開始の指示から17分後には全員が避難所に到着することができました。
夢アリーナたかたに到着後は、陸前高田市防災課や釜石海上保安部の職員による避難行動の振り返りや、海の事故防止に関わる講話をいただき、命を守るための行動の大切さについて改めて皆で確かめ合いました。
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