気仙中学校のブログ

啓蟄から春分へ

「冬籠りの虫が這い出る」啓蟄が過ぎ,「自然を讃え,生物を愛しむ」春分までの日々を春恒例の花いっぱい運動開始の時期として本校文化部は今年度も活動の中心となって進めています。
 本校の道路愛護活動が開始されたのは昭和41年度に国道改修付帯工事として校庭が拡張され,昭和45年度に「みんなの国体のびゆく岩手」をテーマに「誠実 明朗 躍進」をスローガンに第25回国民大会が開催されたことにより本校や気仙町各地でも国道沿いに花いっぱい運動を展開したのが契機と記憶しております。
 本校経営概要に依れば,「本校の生徒は素直で明るく純朴であり,働くことを厭わない生徒が多く,永年気仙川堤防草刈り作業,国道沿いの花壇の整備等をはじめとするボランティア活動や長部漁港で行われる土曜市などの地域活動に一生懸命に取り組んできました」とあります。
 平成10年度には建設省東北地方建設局長より「気仙中生徒会」が道路愛護で感謝状受賞,平成21年度には道路愛護団体として国土交通大臣より全国表彰を受け,平成22年度に国道の美化活動の善行に対してはばたき賞県表彰を受けました歴史があります。
 ここ数年は長部駅を中心として鉢プランターを数百個並べて花を咲かせる活動となっております。現在スイセン・ムスカリ・菜の花・プリムラ等を置いてますが,春分開けにはキンセンカの種蒔き等も始め次々に展開していきます。更に7年前から有志により町内の国道刈り払い作業も年間数回にわたり行っています。



2016/03/07 14:50 | 2016年03月