2016年11月の記事
立つ鳥跡を綺麗に

下の写真は気仙駐在所前の花壇をこのほど「冬から早春」バージョンに切り替えた様子です。冬越しを見越してシャスターデージーを植えてありますが,ヘブンリーブルーの種並みに以前から株分けで代々育ててきたプリムラのプランターも夏秋咲き花を掘り起こした跡に並べました。小笠原巡査部長さんが当駐在所に赴任の後に高田幹部交番より戴いてきた苗も植えられてあります。それは岩手県立高田高等学校校庭で震災の際に生き残っていたバラ等だそうです。今年の夏も無事に開花していました。
ムスカリとスイセンの球根も植え,来年の啓蟄の頃まで本校文化部栽培活動も一休みとなります。さて研究調査活動はと言いますと,これまた卒業までの間に地元の島々について調べてみようかと思います。
生徒大会・引継ぎ式

体育用品
町内花壇

しかし花壇の意味をインターネットで調べたところ,「常識的には,ある区画された場で,集団的に草花を植えて,個々の花よりも全体としての景観を重視するのが花壇ですが(菊花展などの鉢植えをいくつか集めた場も花壇と呼びます。),植え込みは,単に植物が植えられている場のことで,一般には樹木が主で,草はむしろ添え物の扱いです。」とありますので庭園は除外して,長さナンバーワンについて調べました。
公益社団法人日本家庭園普及協会によりますフラワーロード陸前高田花壇は,花と緑の復興支援で形作られています。その長さは400mです。気仙町字中堰・土手影・木場(タピック前30mは高田町字古川)に所在しています。この花壇は震災前には1kmにも及んでいました。そのうち一関市立本寺中学校さんからの支援によります花壇は一本松茶屋前付近にあり,本校文化部有志も刈り払いや除草の手伝いをさせていただいておりました。
なお,以下は次の通りです。
・本校文化部による長部駅花壇120m×2<気仙町水上>。
・気仙小による気仙小花壇と,そこの仮設住民による長部小仮設花壇及びそこの各家庭の花壇合計推定110m<気仙町牧田>。本校文化部も幾らか花を植えています。
・本校文化部による荒屋敷前花壇100m<気仙町要谷>。語源は慶長三陸津波復興事業により引っ越してきた文化部有志の先祖に仙台藩より宛てがわれた新(あら)屋敷の事で屋号は大屋。
では美しさナンバーワンは?それは花を育てた人からすれば自分の所がナンバーワンと思うでしょう。それで良いと思います。地方公共団体による花壇コンクールがあるわけでもありませんし…。花を咲かせる作業に携わる以上,それぐらいの意気込みは必要と思われます。話を市内に拡大して気仙中学校職員として尋ねられたら,担当者なら市内ナンバーワンの花壇は本校主任の佐々木先生を中心に常日頃から手入れをされていらっしゃる花壇です,と答えます。これを身びいきとも言うでしょうか。
学区巡視(本日,天気晴朗なれども波高し)

上の写真のように船着き場が冠水する程の高さでした。10時を過ぎた時点で高気圧に覆われ2枚目の写真のように快晴の空。気温は20℃近く。本来ならば鏡のような波静かな広田湾の筈ですが大潮の満潮時刻と重なりながら,湾の中央には津波独特であります波長の長い筋のような波が見えます。手前の島々に打ち寄せる波は通常の波によりまして数秒ずつ白波を立てています。
3枚目は地元民が鯨岩と称する岩です。本来の波長の短い波ならば周期的にクジラの潮吹きのように飛沫を上げるのですが,この時はただ白く泡立っているばかりです。波の高さばかり気にするのではなく,波長の長さも意識することこそが肝心です。それだけ多くの海水が移動してきているのですから!
地元の方々とともに早朝から地域巡回と洋上巡視を続けていた小笠原巡査部長さんの話によれば,先ほどやや大きめの波が押し寄せたとのことです。要谷公民館に数台の車で避難してきた模様です。消防団第4部も屯所で待機したままのようでしたが,午後0時50分に津波注意報が解除されて解散しました。
今回の避難情報につきましては今後の避難に対する警鐘を意図しまして,写真撮影を行い掲載しました。あの日あの時,担当者はたまたま亡父の初七日で在宅していました。地域の自主防災活動によって情報の連絡や避難の救助に当たっていたため,写真撮影する時間などありませんでした。
明日暦
学区の秋・風景点描
①枚目
今泉金剛寺再建予定の丘より撮影しました。右から旧気仙中校舎・太平洋の水平線・気仙川河口・奇跡の一本松・立神浜(高田松原海岸)…と眺めることができます。撮影の際には太鼓指導でいつもお世話を戴いてきた菅野さんを始め,この近辺で顔馴染みだった方々が住宅を再建したことで集まっていました。平成29年度中に今泉長部地区災害公営住宅建設完成予定,平成30年7月31日までに今泉高台造成地発破作業終了予定,平成31年4月には新気仙小学校移転予定の見通しだそうです。より多くの馴染みの方々と町づくりをする日を心待ちしています。
②枚目
長部高架橋を上長部グラウンド脇の丘側から撮影しました。新気仙大橋とともに唐桑高田道路の一部として供用予定の見通しとされて平成30年度中の開始に向けて工事が活発に行われております。
③枚目
その唐桑高田道路の工事現場を北に向かって撮影しました。月山神社裏側の高台造成地には50軒余り新築住宅が並んでいます。
④枚目
三陸道唐桑高田道路長部インターチェンジの工事現場を南に向かって撮影しました。平成30年3月8日完成予定と立て看板には書いてありました。
⑤枚目
要谷地区の高台造成地には10軒余りの新築住宅が並んでおり,その上の林道から撮影しました。広田湾が写っています。中央の丘には本校ホームページのトップで紹介していますカヤの木が立っています。
⑥枚目
長部駅の上りホーム(?)というか,BRTの停留所です。上下のホームに合わせて500個近くの鉢プランターを並べています。晩秋にあってもコスモスの花は盛りのままです。
⑦枚目
夏の風景点描で紹介しました卒業生の家からの眺めです。この浜では防潮堤がほぼ完成しております。またしても卒業生のご家族や近隣の方々共々に担当者も眺めてまいりました。小春日和,波静かで秋の海の表情はとても穏やかでした。
本校の学区はご覧の通り,各種の工事が沢山進められています。
今泉金剛寺再建予定の丘より撮影しました。右から旧気仙中校舎・太平洋の水平線・気仙川河口・奇跡の一本松・立神浜(高田松原海岸)…と眺めることができます。撮影の際には太鼓指導でいつもお世話を戴いてきた菅野さんを始め,この近辺で顔馴染みだった方々が住宅を再建したことで集まっていました。平成29年度中に今泉長部地区災害公営住宅建設完成予定,平成30年7月31日までに今泉高台造成地発破作業終了予定,平成31年4月には新気仙小学校移転予定の見通しだそうです。より多くの馴染みの方々と町づくりをする日を心待ちしています。
②枚目
長部高架橋を上長部グラウンド脇の丘側から撮影しました。新気仙大橋とともに唐桑高田道路の一部として供用予定の見通しとされて平成30年度中の開始に向けて工事が活発に行われております。
③枚目
その唐桑高田道路の工事現場を北に向かって撮影しました。月山神社裏側の高台造成地には50軒余り新築住宅が並んでいます。
④枚目
三陸道唐桑高田道路長部インターチェンジの工事現場を南に向かって撮影しました。平成30年3月8日完成予定と立て看板には書いてありました。
⑤枚目
要谷地区の高台造成地には10軒余りの新築住宅が並んでおり,その上の林道から撮影しました。広田湾が写っています。中央の丘には本校ホームページのトップで紹介していますカヤの木が立っています。
⑥枚目
長部駅の上りホーム(?)というか,BRTの停留所です。上下のホームに合わせて500個近くの鉢プランターを並べています。晩秋にあってもコスモスの花は盛りのままです。
⑦枚目
夏の風景点描で紹介しました卒業生の家からの眺めです。この浜では防潮堤がほぼ完成しております。またしても卒業生のご家族や近隣の方々共々に担当者も眺めてまいりました。小春日和,波静かで秋の海の表情はとても穏やかでした。
本校の学区はご覧の通り,各種の工事が沢山進められています。

県新人大会(後期)
11月19日(土)、20日(日)、県中学校新人大会(後期)が県内各地で開催され、本校からも女子バレーボール部が出場し、ベスト8に残る大活躍を見せました。
1回戦は西根中に2-0で勝利し、2回戦は江刺第一中に2-0でやはりストレート勝ち、3回戦は小学校時代からのライバル萩荘中との対戦で、互いにしのぎを削り合う戦いとなりました。惜しくも1-2で敗れましたが、最後まであきらめず、粘り強い戦いを見せました。
応援席では3年生部員も大きな声で応援していました。保護者や地域の方々、遠くまで応援に駆けつけていただき本当にありがとうございました。
1回戦は西根中に2-0で勝利し、2回戦は江刺第一中に2-0でやはりストレート勝ち、3回戦は小学校時代からのライバル萩荘中との対戦で、互いにしのぎを削り合う戦いとなりました。惜しくも1-2で敗れましたが、最後まであきらめず、粘り強い戦いを見せました。
応援席では3年生部員も大きな声で応援していました。保護者や地域の方々、遠くまで応援に駆けつけていただき本当にありがとうございました。

地区中文祭観覧参加

下の写真にあるように,3階席とでも言いたくなる程の物見高い2階席で各校の発表に触れてきました。
この地区中文祭は第1回から第5回までは会場について陸前高田市民会館とJAおおふなと会館を1年交代で行いました。第6回から第7回までは2年連続でJAおおふなと会館,第8回から第9回までは2年連続で陸前高田市民会館で行いました。震災によりまして,第10回からは大船渡市民文化会館リアスホールで行っています。
本校は個人では平成21年から連続4年「私の主張」発表を重ねる等の経緯もありますが,割当及び要請による団体としての発表回数は事務局校を除いて地区最多の4回になります。(平成14年割当・18年のオープニング要請・21年割当・26年割当)。因みに団体県発表は2回(平成21年選抜・24年全国発表よりの還元),団体全国発表は2回(平成23年のオープニング要請・24年選抜)を数えます。
オープニング発表というのは本地区では暫くぶりの企画でありまして本年度は世田米中学校さんがなされました。それぞれの内容が年を追うたびにレベルアップしてきているのも各校交流の成果なのではないかと思って参りました。
授業参観・携帯スマホ安全教室・進路説明会
11月15日は授業参観日でした。1年生は国語、2年生は音楽、3年生は数学、若葉は調理実習の授業を見てもらいました。たくさんの保護者の皆さんに来ていただきました。どうもありがとうございました。
授業参観の後には、親子でNTTの講師の先生から携帯スマホの危険性についてお話を聞き、使い方の問題について勉強しました。文字では伝わらないものがあり、直接会って気持ちを伝えることの大切さがよくわかりました。また、画像の発信の怖さ、一度アップロードすると拡散し削除できないことなど、たくさんのことを学びました。
その後、1、2年生は学級懇談会、3年生は進路説明会を行いました。
授業参観の後には、親子でNTTの講師の先生から携帯スマホの危険性についてお話を聞き、使い方の問題について勉強しました。文字では伝わらないものがあり、直接会って気持ちを伝えることの大切さがよくわかりました。また、画像の発信の怖さ、一度アップロードすると拡散し削除できないことなど、たくさんのことを学びました。
その後、1、2年生は学級懇談会、3年生は進路説明会を行いました。
