気仙中学校のブログ

芒種・大原中との交流会

 梅雨入り前に花の苗が日に日に生長する芒種の時期です。6月7日に本校生徒会代表と文化部が一関市立大原中学校さんを訪問し,アサガオ苗の贈呈式に参加してきました。盛島校長先生や生徒会執行部を始め,多くの人たちが挨拶の声をかけてくださるなど,おもてなしを受けながら交流してきました。
 大原中学校さんと気仙中学校の関わりは5年前の4月より始まりました。一関市大東地区4中学校が陸前高田市立気仙中学校の支援校となり,大原中学校さんが幹事校になったとの事です。その年の6月13日(月)に本校の多目的ホールにおいて,激励訪問会が開催されました。大原中学校の伊藤校長先生・横田副校長先生・生徒会担当の及川先生とともに生徒会役員8名が訪れ,千羽鶴や手紙が本校の生徒会代表に手渡されました。地区中総体がその年にも開催される事が出来るようになり,本校もそれに参加できる喜びと感謝の気持ちを込めて,大原中さんとエールの交歓をしました。そのお礼に本校で育てていましたヘブンリーブルーのアサガオの苗200本近くをお渡ししました。
 以後,大原のグラウンドをお借りして部活動を展開する等,交流が始まりました。「生きる~今,そして未来へ~」と題し,当時大原中3年生の方が「私の主張」一関東地区大会でこの復興支援による交流について紹介したそうです。その年の9月22日(木)に滝沢南中学校で行われました「私の主張」岩手県大会では優良賞に選ばれたそうです。また,平成26年5月16日に岩手県教育委員会が発行し,岩手県全中学校に配布された復興副読本「いきる かかわる そなえる」の中に,この作文が掲載されました。この交流のことが岩手県内に広く紹介された経緯があります。
 今後も感謝の気持ちを忘れずに,この交流を継続して参りたいと思います。
 なお,右の上から3番目の写真は,5年前の6月16日,地区中総体壮行式で大原中学校さんより戴いた千羽鶴を全校に紹介していた様子です。様々な方からのご支援を受けて再びユニフォームを揃えて大会に参加できる喜びもさることながら,大会参加に向けて他校からの暖かいご芳志を戴いたこと,決して忘れることが出来ません。


2016/06/07 18:10 | 2016年06月