気仙中学校のブログ

町内花壇

 花樹等の植え込みされた庭園と花壇を一緒に考えるならば面積ナンバーワンは勿論霊園でしょう。遠く広田湾の沖合から撮影しました。まるで目印のように直ぐわかります(上の写真)。
 しかし花壇の意味をインターネットで調べたところ,「常識的には,ある区画された場で,集団的に草花を植えて,個々の花よりも全体としての景観を重視するのが花壇ですが(菊花展などの鉢植えをいくつか集めた場も花壇と呼びます。),植え込みは,単に植物が植えられている場のことで,一般には樹木が主で,草はむしろ添え物の扱いです。」とありますので庭園は除外して,長さナンバーワンについて調べました。
公益社団法人日本家庭園普及協会によりますフラワーロード陸前高田花壇は,花と緑の復興支援で形作られています。その長さは400mです。気仙町字中堰・土手影・木場(タピック前30mは高田町字古川)に所在しています。この花壇は震災前には1kmにも及んでいました。そのうち一関市立本寺中学校さんからの支援によります花壇は一本松茶屋前付近にあり,本校文化部有志も刈り払いや除草の手伝いをさせていただいておりました。
 なお,以下は次の通りです。
・本校文化部による長部駅花壇120m×2<気仙町水上>。
・気仙小による気仙小花壇と,そこの仮設住民による長部小仮設花壇及びそこの各家庭の花壇合計推定110m<気仙町牧田>。本校文化部も幾らか花を植えています。
・本校文化部による荒屋敷前花壇100m<気仙町要谷>。語源は慶長三陸津波復興事業により引っ越してきた文化部有志の先祖に仙台藩より宛てがわれた新(あら)屋敷の事で屋号は大屋。
 では美しさナンバーワンは?それは花を育てた人からすれば自分の所がナンバーワンと思うでしょう。それで良いと思います。地方公共団体による花壇コンクールがあるわけでもありませんし…。花を咲かせる作業に携わる以上,それぐらいの意気込みは必要と思われます。話を市内に拡大して気仙中学校職員として尋ねられたら,担当者なら市内ナンバーワンの花壇は本校主任の佐々木先生を中心に常日頃から手入れをされていらっしゃる花壇です,と答えます。これを身びいきとも言うでしょうか。


2016/11/28 08:00 | 2016年11月