『教育長室の窓』
陸前高田市教育委員会ブログ

2/7(木) 心は言葉にのる。

こんばんは。

昨日は、盛岡での会議、
本日も、会議、打ち合わせの連続と、
なかなかブログを更新することができませんでした。
(はい、言い訳です。)

さて、心配されていた高田一中の学校閉鎖も、
昨日から解除され、学校が再開されました。

先生方も子どもたちも、
教科の「進度」が気がかりかとは思いますが、
まずは、体調です。
今後も、注意深く見守っていてほしいと思っています。

子どもたちのことばかり心配していますが、
先生方やお家の皆さんも十分に注意してくださいね。

中三の子どもたちは、
高校入試の願書も提出したようであり、
いよいよ最後の追い込みシーズンとなっていきます。

受験生たちが体調万全で臨めるよう、
是非是非、周りの大人たちも予防に心がけて下さいね。

早くこの「流行」がおさまればと、
私自身も、親の気持ちになってしまっています。


(つぶやき)
昨日の盛岡でのこと、
東北とか岩手の風土のようなものを感じる瞬間がありましたので
ちょっと紹介しますね。
会議前、少々早く着いたので、
会場傍のラーメン屋さんでお昼をとったのです。
お店に入ると結構混んでおり、お店の方が「相席」を頼んでくれ、
「すみません、ありがとうございます」と言いながらその席に座ったのであります。
その相席の相手の方は、私より10歳くらい上のもの静かな女性の方。
その方が食べ終わりテーブルを後にする時、
「お先します〜」と私に会釈をし、お店を出られたのです。
つい私も、「はい、ありがとうございました〜」と返す。
こんな何気ない言葉のやりとりだったのですが、
その方の心というか気遣いというか、
そんなあたたかなものを感じたのであります。
そういえば、私が子どもの頃、こういう何気ないやりとりを
大人たちやお年寄りたちがいつもしていたなぁ…と、
そんなことを思い出したのであります。
もしかしたら、こんな「小さなあたたかみ」のようなものが、
東北や岩手の「魅力」ではなかったのかとも。
心や気遣いは言葉にのる。
大人であれ、子どもであれ、
普段の生活の中で、
こんな言葉のやりとりをしたいものですね。



2019/02/07 18:00 |