『教育長室の窓』
陸前高田市教育委員会ブログ

9/18(水) 「してあげる幸せ」

こんにちは。

今日は本当に肌寒い一日。

子どもたちも、
お父さんお母さんも、
おじいちゃんおばあちゃんも、
体調を崩さないよう
くれぐれも気をつけて下さいね。

さて、先日、インターネットで
こんな記事を見つけたのです。
今日はそれを紹介しますね。

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『してあげる幸せ』

幸せには三つあると
言われます。

ひとつ目の幸せは
「してもらう幸せ」

赤ちゃんのとき誰もが、
お腹が空けば泣いたし、
オムツが濡れれば泣きました。

すると、
おかあさんが飛んできて、
おっぱいを含ませたり、
オムツを替えてくれました。

その時、私たちは幸せでした。
これが
「してもらう幸せ」です。

ふたつ目は、自分で
「できる幸せ」

字が書けるようになった、
一人で自転車に乗れるようになった、
サッカーがうまくなった、
なんでも自分で
できるようになると、
偉くなった気がして
うれしいものです。

これが
「できる幸せ」です。

そして最後は、人に
「してあげる幸せ」

人に物を差し上げる、
何かして差し上げる、
相手の喜びをわが喜びとする、
そんな人は、
人から好かれ頼りにされます。

「してあげる幸せ」は、
三つの幸せの中でも
最高の幸せです。

私たちも
「してもらう幸せ」
から
「できる幸せ」
へと進み、そして
「してあげる幸せ」
を味わえる人生を
送りたいものですね。

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この文章は「人生」や「生き方」という
大きな括りの中でのお話なのでしょうが、

こと「震災」という体験に絞って言えば、
震災後の自分たちの「心の移ろい」、
そんなことと
どこか心重ねてしまうのであります。

高田一中の生徒たちは、
「恩返し」ではなく、
「恩送り」という言葉を使います。



2019/09/18 15:10 |