『教育長室の窓』
陸前高田市教育委員会ブログ

2019年7月の記事

7/31(水) 心と心の交流 イングリッシュキャンプ終了。

こんばんは。

今日も暑い一日でしたね。
グローバルキャンパス(旧米崎中)の体育館は、
サウナのような状態でありました。

さて、本日は、
イングリッシュキャンプの最終日。

今日も若き留学生のお兄さんお姉さんたちと共に、
素敵な時間がグローバルキャンパスに流れました。

今回のキャンプの最後のシーン、
思わず泣き出す留学生…、
そして、
「ありがとう、ありがとう」と
肩をさする中学生たち。。

そんな見えないあたたかな心のつながり感、
説明の長い文章を書けば、
とっても薄っぺらくなってしまいますので、
どうか、本日の写真から感じ取ってください。

留学生諸君にも頑張ってもらいました。

立教大の先生方にも頑張ってもらいました。

二日間、ボランティアスタッフとして仕事をしてくれた
高校生たちも頑張ってくれました。

そして、
ホストファミリーとして
留学生を受け入れてくださったお家の方々にも
力を貸していただきました。

子どもも大人も、
多くの人たちの力で創り上げた
二日間の素敵な時間。

そんな時間を過ごし、
生徒たちの心の残ったものは何なのか。

その中に、
多くの宝ものが隠れているような気がしています。

皆さん、
ありがとうございました。




2019/07/31 17:20 | この記事のURL

7/30(火) イングリッシュキャンプ 人との繋がり

こんにちは。

本日も、日本全国、
熱中症が心配されるようでありますが、
ここ陸前高田市は曇り空の日となっており、
少しだけ過ごしやすい日となっています。

さて、いよいよ本日から、
市内の全ての中1生徒を対象とした
「イングリッシュキャンプ」のスタートであります。

このイベント、
そもそもの発想がこうだったのです。

日本全国、多くの自治体では、
生徒たちを海外に派遣する研修を実施しています。

けれど、それは、選ばれた生徒のみであり、
その子にとっては貴重な体験になったとしても、
多くの生徒たちが体験できるものではない。

かと言って、
生徒全員を海外の研修に参加させるには
莫大な予算が必要となる。

であるならば、
発想を逆転させ、

多くの外国人に高田に集まってもらい、
そんな海外の人たちと、
英語三昧の数日間を過ごさせることで、
プチ海外研修のような体験ができるのではないかと、
そんな風に考えたのであります。

果たして、この二日間で、
子どもたちの心や感覚に、
どんな変化をもたらすのか。

とてもとても楽しみなのであります。

立教大学の留学生の皆さん、
そして、先生方、
どうぞ、よろしくお願いしますね。


(つぶやき)
・朝、開会行事の様子を見て参りましたが、丁度、グループメンバーの発表の時であり、イングリッシュモードで名前を呼ばれ、照れくさそうに前に出て行く生徒たちの姿が、とても可愛く見えたのであります。
この二日間、「英語」に限らず、「人と繋がる」という視点も大事にしつつ過ごしてくれたら嬉しいです。
・開会行事の帰り道、レインボーハウスに立ち寄り、「サマースクール」の様子を参観して参りました。
 このスクールは、「京都退職教職員の会」の皆さんが震災翌年から開いてくださっているもので、子どもたちのお勉強会やお楽しみ会をしてくれるそんなスクールなのです。
 会の皆さんにご挨拶させていただきましたが、これまでのことも含めて感謝で一杯になったのであります。だって、7年連続、それも京都からですよ。。



2019/07/30 12:30 | この記事のURL

7/29(月) イングリッシュ・キャンプ 準備万端!

こんばんは。

今日も暑い暑い陸前高田市でありました。

さて、
明日からいよいよ
「イングリッシュ・キャンプ」がスタートです。

本日午後からは、
立教大学の留学生諸君が、
会場であるグローバルキャンパスに出向き、
それぞれチームに分かれて、
明日の準備に取り掛かっておりました。

そんな彼ら彼女らの印象は、
本当に屈託のない素敵な若者たちというもの。

明日からの二日間、
たかた市内の中1の子どもたちが、
多くの留学生の皆さんと
様々な楽しい英語プログラムを体験する中で、
どんな感覚が芽生えてくるのか、
そんなところが、
今から楽しみで楽しみで仕方がありません。

生徒たちにとっても、
そして、
留学生の皆さんにとっても、
素敵な時間となりますように!


(つぶやき)
・明日一日目のプログラム終了後、
 ホームステイをする学生さんたちもいます。
 ホストファミリーとしてご協力くださったのは、
 中1の保護者の皆さんたちであります。
 ご協力、本当にありがとうございました。
 家庭での夜の時間が、
 きっとわが子にとっても
 素晴らしい体験となるはずです。
 どうぞ、宜しくお願いしますね。



2019/07/29 16:20 | この記事のURL

7/28(日) 暑さ 「イングリッシュ・キャンプ」

こんばんは。

朝のうちは雨が降っていた陸前高田市でありましたが、
昼前頃からお天気がよくなり、
それはそれは暑い一日となりました。

そんな中、
夏休み中の子どもたちは、
何とも言われぬ解放感に浸り、
夏休みを謳歌しているのですよね?

そうであってくれたら、
とても嬉しいです。

さて、7/30.31の両日、
市内の全中学1年生を対象とした
「イングリッシュ・キャンプ」を開催しますが、
そのお世話役をしてくれる
立教大学に来ている30名ほどの海外留学生諸君が、
本日、陸前高田市に到着しました。

(説明)
※「イングリッシュ・キャンプ」とは、
多くの海外留学生と共に英語に親しもう!というものであり、
英語へ興味関心を高めるためのイベントです。
(説明終わり)

今日の留学生たちの日程は、
到着後すぐ、
今泉地区の高台からの見学や旧気仙中学校視察、
その後は、高田東中学校を会場に震災に間する講話となり、
留学生の皆さんは、真剣に耳を傾けておりました。

また、出身地も、
ヨーロッパ、オーストラリア、アフリカ、アジア等、
多様な地域からの留学生たちであり、
当日の「キャンプ」が楽しみなのであります。

明日は、その事前ミーティングとなり、
明後日からの二日間が本番となります。

果たして
市内の中1の生徒たちにとって
どんなイベントとなるのか。

今から楽しみにしているところであります。

会場は、
陸前高田グローバルキャンパス(旧米崎中)となります。
保護者の皆さん、
お時間が許せば、
どうぞ見学にでもいらして下さいね。


(つぶやき)
ちゃんと踊れないのに、
昨夜は、法被を着て
「チャオチャオ道中踊り」に参加。
蒸し暑い中ではありましたが、
多くの市民の皆さんが参加しており、
賑やかな夏の夜を感じて参りました。



2019/07/28 22:00 | この記事のURL

7/26(金) 夏休み中の交通安全

こんばんは。

今日も暑い暑い陸前高田市でありました。
ご高齢の方々が、
体調を崩さなければいいなぁ…と、
そんな心配もしています。

さて、本日をもって、
市内全ての小中学校では
「夏休み」に入ったことになります。

どの子にとっても、
楽しい楽しい夏休みとなってくれることを願っておりますが、

今朝の新聞に、
昨日、紫波町で起きた
小学校3年生と4年生の子どもたちの
交通事故の記事が載っておりました。

それも、ほとんど同時刻での、
同じ横断歩道で起きた事故。

幸い、生命に関わるようなケガではなかったようであり
少しだけ安堵しておりますが、

夏休みに入った高田の子どもたちについても、
くれぐれも交通事故には気をつけた
そんな生活をしてほしいと思っています。

お父さんお母さん、お家の皆さん、
仕事に出かける前には、
是非、「車には気をつけるんだよ!」という
一声をお願いしますね。

子どもたちが事故に遭う事のない、
そんな夏休みであってくれたら…と願っています。


(つぶやき)
・最近、私の自宅前では、住宅の新築工事が行われています。
 その建設会社の社長と棟梁さんが昔の教え子たちなのであります。
 その子たち、もう44歳になっているのに、
 いつまでも中学生当時のような接し方しかできない私。
 けれど、その仕事ぶりを見ていて本当に感心してしまうのです。
 仕事人としての「逞しさ」がそこにはあり、
 見ていて本当に眩しい程なのです。
 そんな姿が妙に嬉しく、毎朝、出勤前にその姿を眺めています。
 いい大人をつかまえてこんなことを言うのは失礼ではありますが、
 世の中でもまれた上での人の成長って本当に凄いものですね。
 いつまでも成長しないのは教師(私)の方であります。



2019/07/26 18:30 | この記事のURL

7/25(木) 「得意」を伸ばす

こんばんは。

今日は
本当に暑い暑い陸前高田市でありました。

そんな中、
市内多くの小・中学校では、
一学期の終業式が行われ、
子どもたちが待ちに待った
楽しい楽しい夏休みに突入です。

教育的な言い方をすれば、
一学期のまとめをきちんとし、
それを生かして夏休みの計画を立て、
規則正しい生活を心がけてね と、
こんな風になるのでしょうが、

子どもにとっての夏休みとは、
とっても待ち遠しく、
うきうきわくわくするもので、
「楽しさの塊」のように思えているはずです。

ですので、
夏休みだからこそできることを
親と一緒に考え、
それを楽しみながらやってみるとか、

自分の興味のあることや得意なことを
ぐーっと突き詰めてやってみるとか、
長い休みだからこそできることを
何か一つでも見つけられたらいいなぁと、
そんな風に思います。

いずれ、
子どもたちにとって、
事故なく、ケガなく、
楽しく充実した夏休みになることを
心から願っています。

明日は、市内三校で終業式。
明日で、全ての小中学校が夏休みに入ります。


(つぶやき)
・数日前の新聞に載っておりましたが、
 高田一中の小野寺さんが、
 「水の作文コンクール」で
 全国最高賞を受賞したという記事を見ました。
 すごい、すごい。大したものです。
 こんな自分の得意分野を、
 どんどん伸ばしていって下さいね。
 これからもチャレンジしていって下さいね。
・高校野球県大会・決勝、
 大船渡高校、残念でしたね。。
 けれど、この夏、
 気仙の野球小僧たちのおかげで、
 本当にいい夢をプレゼントしてもらったような
 そんな気持ちになっています。
 ありがとう、そして、お疲れさま!

(写真は、東海新報の記事より)


2019/07/25 20:40 | この記事のURL

7/24(水) 高校野球 繋がりの深さ

こんばんは。

時折、激しい雨も降りしきる陸前高田でありましたが、
夕方になり西の方角に
わずかな青空が見えてきました。

このところ、
雨やぐずついた天気が続いており、
そろそろ青空が恋しいなぁ…と、
つい呟いてしまいます。

さて、高校野球のこと、
凄いことに、
大船渡高校が決勝に駒を進めたようですね。
気仙の人間として、
本当に嬉しくなってしまいます。

今の高3の選手たちは、
中学の頃には「オール気仙」というチームで
共にプレーをした仲間だとか。

そんな仲間と共に、
県の頂点を目指し、
これまで頑張ってきたこと、
そして、決勝まで進んだことに、
心の繋がりの深さ・強さを感じてしまいます。

野球が好きで好きで堪らない、
気仙の野球小僧たちが、
みんなで夢を追い続け、
力を合わせて戦っている。

そんな姿が
とっても可愛くも見えるのです。

頑張れ、大高の野球小僧たち!
頂点まで、あと一つ!!


(つぶやき)
・休日、TVで観戦している時、出身中学校名が表示されます。
 高田の子が出ると妙に嬉しくなってしまいます。
 また、この仕事になる前は大船渡中学校に勤めていたので、
 大中出身の当時生徒会長だった木下大洋君も気になるのです。
 彼のバッターボックスの際には、
 「大洋、頼むぞ!」とTVの前でひたすら祈り、
 凡打に終わった時には、
 「おいおい、大洋、力むなよなぁ…。」
 「おまえなら、当てりぁ飛ぶんだからさぁ~。」と、
 野球も知らないくせに、
 勝手なことをTVの前で呟いている私です。



2019/07/24 17:40 | この記事のURL

7/23(火) 高田小学校 校舎お別れ式

こんにちは。

朝からずっと雨が降り続いている
そんな陸前高田市であります。

さて、市内の小・中学校では、
そろそろ一学期の終業式を迎える時期でありますが、
高田小学校では、昨日、終業式を

高田小学校の今回の終業式は
二学期から新しい校舎で過ごすことから、
特別なものであり、
通常の終業式に加え、
地域の皆さんもと共に、
校舎のお別れ会も行ったようであります。

本日、高田小学校の菅野校長先生から
そのお別れ会の様子を少しだけ教えてもらいました。

地域の皆さんによる急造合唱隊による
「校歌」の大合唱も披露されたとのことで、
あの学校、校舎への思い入れの深さを感じてしまいます。

創立145周年という長い歴史を持つ高田小学校。

校舎は新しい場所に移っても
これからも歴史を刻んでいくことには
何ら変わりはありません。

どうか素晴らしい営みを続けていってくださいね。

期待しています。


(つぶやき)
・少々、個人的なことを書いてしまいます。
 私も高田小(木造校舎時代)の卒業生です。
 私の娘・息子も高田小(今の校舎)の卒業生であります。
 ですので、今の校舎とのお別れは、正直寂しいものがあります。
 ですが、今の子どもたちの未来を新校舎に託し、
 これから益々、子どもたちが生き生きと勉学に運動に励む、
 そんな高田小学校であってほしいと心から願っています。
・「母校」とは、心の中にある大切な存在。
 そして、校歌も、年齢を重ねれば重ねるほど
 どこか大切に思えてくる。
 学校って、不思議な存在ですね。



2019/07/23 17:00 | この記事のURL

7/19(金) 新しいもの、古いもの。

こんにちは。

ぐずついた空模様の陸前高田、
生徒の下校時刻に激しい雨との予報もあり、
タイミングをズラした下校であってくれたらな…と、
空を見上げながら案じたりしています。

さて、本日午後は、
各種女性団体代表者連絡会があり、
市長と共にコミュニティホールに出かけてきました。

その開会行事でのこと、
いつものように「市民歌」が流れたのですが、
その伴奏が市民歌制定当時の
俗に言う古いバージョンの伴奏であったのです。

現在、
様々な場面で市民歌を歌う際、
震災後に録音した
新しいバージョンの伴奏が流れることが多いのですが、
そのあたりのことを伺ってみると、

「これは震災前から使っていた伴奏で、
 震災の時も難を逃れた伴奏音源なのです。
 ですから、あえて、大切にしており、
 今でもこれを使っているのです。」とのこと。

その言葉を聞き、
心から「納得」したのであります。

震災復興ということで、
町のいろいろなものが新しくなっていき、
どこか「新しいもの」が価値あるもの
という感覚になっておりましたが、

そうなんですよね、

震災があったからこそ、
この高田の町にずっと続いていたもの、
震災から難を逃れたそんなものこそ、
大切にしていくことが、
この町に生きるということなんだなと、

改めて、
大切にするもの、
大切にしなければならないものの価値に
気付かされたのであります。

この総会に呼んでいただいて、
心から感謝です。

自分にとって、
大きな気づきのある
そんな総会開会行事でありました。

やっぱり、
女性の感覚は深いです。

ありがとうございました。

(つぶやき)
学校では、一学期のまとめの時期、
そして、夏休みに向けた計画づくりの時期でしょうか。
よき「総括」をして下さいね。
そして、よき夏休みとなるよう、
計画倒れにならない計画を作ってみて下さいね。
それは、子どもたちも、先生方もです。



2019/07/19 15:40 | この記事のURL

7/18(木) 高田小学校新校舎

こんにちは。

曇天の陸前高田市であります。

さて、本日は、
高田小学校の新しい校舎の話題です。

高田小学校は、
市の「区画整理」(道路)の関係で
移転することとなったのですが、
過日、技師さんに連れられ、
まだ工事中である高田小学校を
見学して参りました。

ブログをご覧の皆さんに、
ほんのちょっとだけ、
その校舎を紹介しますね。

とにかく
光をふんだんに取り込んだ
とても開放感のある校舎でありました。

今の高田小学校周辺は、
工事の関係で
落ち着いた環境とは言えず、
子どもたちには迷惑をかけてしまっているのですが、
2学期からは、新しい新校舎での生活となり
じっくりと学習に向かえるはずです。

高田小の子どもたち、
どうか、
それを楽しみにしていて下さいね。


(つぶやき)
・校舎を建てるだけではなく、
校舎周辺の安全対策(横断歩道や付随する環境整備)も
警察や公安委員会、市建設課等、
多くの大人たちの手で進められています。
願うところは、登下校も含めた
安全で快適な学校環境を整えること。
間もなく、新校舎へ引越しとなりますが、
今も多くの大人たちが
その準備を進めているところであります。



2019/07/18 11:00 | この記事のURL
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