『教育長室の窓』
陸前高田市教育委員会ブログ

2/24(日) 陸前高田市体育協会表彰 「プレイヤー&支える人&伝える人」

こんにちは。

青空いっぱいの陸前高田の日曜日。
本日は、夢アリーナを会場に
「陸前高田市体育協会表彰」の表彰式がありました。

今回の表彰は、
「特別賞」(感謝状)、「功労賞」、「栄光賞」、
「スポーツ少年団・努力賞」であり、
団体、個人合わせて、70名を超える皆さんへの表彰であります。

戸羽市長と共に来賓として招いていただきましたが、
佐藤事務局長さんの柔らかな進行の下、
金野会長さんが一人ひとりに心を込めて賞状を手渡すなど、
会場全体があたたかな雰囲気に包まれた
そんな表彰式でありました。
勿論、会場の後ろで見つめる
保護者の皆さんの眼差しも素敵でありましたよ。

そんな中、
とても印象的であったのが、
特別賞を受賞した東海新報社の鈴木さんからの謝辞。

震災から8年間、
当時、ちっちゃかったこの子たちの姿を、
ファインダー越しにずっと追い続けてきた鈴木さんであるので、
これまで努力を重ねながら成長し、
こうして成果を上げたことの素晴らしさを、
涙ながらに語ってくれたのであります。

思わず、こちらまで、
ぐっときてしまったのであります。

スポーツとは、
勝ちと負けがハッキリする厳しい世界ではありますが、
プレイする側、そして、それを支える側(指導者や保護者)
更には、それを客観的に見つめ世の中に伝える人たちの
それぞれの心が絡み合い、
何とも言われぬ心地よくもあたたかい世界を織りなすものだと、
そんなことを感じた夢アリーナのひと時でありました。

本日、受賞された皆さん、
本当におめでとうございます。
これからの活躍も、
心から楽しみにしていますからね。

(つぶやき)
表彰式を終えた後、
今は母親となった教え子との遭遇。
何でも、娘さんが表彰されたとのことでその様子を観にきたとか。
しかし、彼女が幾つになっても私から見える姿は当時のままであり、
私の言葉遣いも子ども扱いの当時のまま。
ただ、彼女の瞳の中に
母親としての慈愛の心というかそんな輝きが見えたのです。
きっといろんな苦労もあったろうに
母として頑張ってきたんだろうな…と、
心の中で、ぽつり。
今日は、何から何まで、よき一日でありました。



2019/02/24 14:20 |