2024年12月の記事

川崎フロンターレとの交流イベントを開催



 12月13日(金)5・6校時、Jリーグの川崎フロンターレとの交流イベントを開催しました。今回の交流イベントは生徒達には秘密裏に準備が進められてきました。多くの報道陣に囲まれ、やや緊張感に包まれた会場に、「何が始まるんだろう?」という表情の子ども達。授業の最初の挨拶の際、「今日は特別ゲストの方々にお越しいただいております。」という担当の浅利教諭からの言葉に続いて、BGMが鳴り響き、川崎フロンターレ・トップチームの選手8名とチームスタッフ約10名が会場入りしました。全校生徒はこのサプライズ企画にびっくりしながらも、大歓声で迎え入れていました。

 選手達一人一人の紹介に続いて、スタッフリーダーの方が、東日本大震災がきっかけで平成27年から始まった「高田フロンターレスマイルシップ協定」のことや、その後の川崎フロンターレと陸前高田市との交流の軌跡について説明をしていただきました。そして、「プロってすごい」と題して、実際にリフティングやロングキックなどのプロのすご技を披露してくれました。子ども達は、目をまん丸くして食い入るように見ていたのが印象的でした。

 選手達の質問コーナーや、景品付きの○×コーナーでは、ステージからフロア側に降りた選手達と直接触れあいながら、和気藹々の楽しい時間を過ごしていました。サッカーをやっている子どもたちはもちろん、サッカー未経験の子ども達にとっても、貴重な機会となった様子でした。

 最後は、全校生徒にニット帽と選手のサイン入りカードがプレゼントされ、全員で記念写真を撮りました。生徒を代表して、3年生の熊谷一希さんが感謝の言葉を述べた後、全校生徒による「空~僕らの第二章~」の合唱で締めくくり、花道をつくって選手達を送りました。

 会場を後にして校長室まで挨拶に来た選手・スタッフたちは、一中生の合唱に「とても感動した。鳥肌がたった。これからも交流を続けていきたい。」と話していました。
 因みに、川崎フロンターレからは、チームフラッグ(サイン入り)・2025カレンダー・ポスター(昇降口に掲示済)と、全校生徒へのお菓子のプレゼントもありました。

 川崎フロンターレの皆さん、ありがとうございました。




 


2024/12/16 09:00 | この記事のURL学校行事

つなぐ集会



 12月11日(水)5・6校時、全校生徒による「つなぐ集会」が開催され、生徒会本部による本校の「つなぐプロジェクト」の総括と、各学年による今年度の総合的な学習の時間における学びの発表が行われました。今年の「つなぐ集会」は、生徒同士による引き継ぎであることから全て生徒会による進行で開催されました。年末の多忙なスケジュールの中、陸前高田市教育委員会の山田教育長さんにもお越しいただき、参観していただきました。

 本校の「つなぐ集会」の目的は次の3つです。

□かけがえのない一人一人の生命を確認し、自他の命を尊重し共に生活していく思いを共有し、今後の生活のあり方を考える機会とすること。

□地域の一員であることを自覚し、中学生としてできることを実践する意欲を高めること。

□一人一人が防災の意識を高め、災害に強い町づくりについて全校で考え取り組むことを決意すること。

 どの発表にも工夫があり、それぞれのカラーが出ていて大変興味深かったし、地域の良さを改めて発見できたこと、地域の人への感謝の気持ちを持てたこと、災害からの教訓を自分事として学べたこと、地域との関わりの中で社会貢献意識が高まったことなど、沢山の学びがあったことが伝わりました。そして、高田一中生が本気で「わが町陸前高田」のことを考えていることを感じることができ、とても頼もしく思う時間となりました。

 3年生からは、1・2年生につなぎたいこととして、「鎮魂の歌」の合唱が披露されました。7月からおよそ半年間に渡って歌い込んできたことが伝わる見事な響きとなって、会場は深い感動に包まれました。ぜひ、1・2年生には、この3年生の思いを受けとめ、これからの本校の新たな財産としてつないでくれれば嬉しく思います。

 そして、集会のフィナーレは、全校合唱「空~僕らの第二章~」でした。震災以降、本校の第二校歌として大切につながれてきた曲ですが、素敵なハーモニーが体育館いっぱいに響き渡り、まさに圧巻でした。

 生徒会活動や総合的な学習の時間を中心に取り組んできた「つなぐプロジェクト」は、本校が進める「いわての復興教育」の柱であり、我が校の誇るべき文化です。今回の「つなぐ集会」でのそれぞれの発表は、内容・表現力とも高いレベルであり大変見事だったし、高田一中生の学びや想いがしっかりと繋がれた瞬間でした。今後も、更なる深い学びとなっていくことを期待しています。生徒の皆さんと教職員の皆さんの努力に大きな拍手を贈りたいと思います。そして、ご協力をいただいた全ての方々に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。



2024/12/12 09:20 | この記事のURL総合的な学習の時間

岩手県スポーツ医・科学サポート事業(健康づくり支援)授業の開催


  

 12月2日(月)3・4校時に、岩手県スポーツ医・科学サポート事業による健康づくり支援授業を行いました。

 県スポーツ部スポーツ振興課から、メンタルトレーニング指導士の内城寛子先生(富士大学教授)、専任スーパーバイザーの山本繁先生(岩手大学非常勤講師)、上席・スポーツ医・科学専門員の高橋一男先生、スポーツ医・科学専門員の岡市武先生の4人の専門家にお越しいただき、感情を上手くコントロールするためのメンタルトレーニング(1・2年生)と、受験期に向けてのコンディションづくり(3年生)に係る講話をしていただいたほか、、体育館では動きづくりとリズムトレーニングの実技を50分みっちりと行っていただきました。

 「~勝利を手にする心構えの作り方~集中と感情のコントロール」と題したメンタルトレーニングの講座を終えて体育館に移動中の2年生の生徒が、「すごく勉強になりましたっ!!!」ととびっきりの笑顔で感想を話してくれ、その満足感いっぱいの表情がとても印象的でした。

 今日の貴重な学びを、自分の生き方に活かせる人になってほしいですね。


 


2024/12/03 09:50 | この記事のURL学校行事
3件中 1~3件目