地区中総体高田一中の健闘光る

先日行われた中総体、各会場で熱戦が繰り広げられました。
高田一中生も日頃の練習の成果を存分に発揮し、すべての試合において大健闘でした。
また、大会後の報告では、充実感溢れる表情で成果や感想を話してくれました。
大会を通して、更に成長した生徒達の今後の活躍が楽しみです。
大会結果は以下の通りです。
【野球】
<1回戦>
高田一 対 大船渡一 3-7 ●
【サッカー】
<決勝>
高田一 対 サンアルタス 0-7 ●
【バレーボール(男子)】
Esperazulいわて陸前高田バレーボールクラブ 対 大船渡一・大船渡 2-0 〇
※優勝、県大会出場
【バレーボール(女子)】
<決勝リーグ>
第1試合
高田一 対 東朋 2-0 〇
第2試合
高田一 対 大船渡一 2-1 〇
第3試合
高田一 対 高田東・住田 2-1 〇
※優勝、県大会出場
【バスケット(男子)】
<1回戦>
高田一 対 高田東 76-41 〇
<決勝>
高田一 対 大船渡 50-48 〇
※優勝 県大会出場
【バスケット(女子)】
<1回戦>
高田一 対 大船渡一 98-10 〇
<決勝>
高田一 対 高田東 95-28 〇
※優勝 県大会出場
【ソフトテニス(男子)】
<個人>
・佐藤(公)・吉田(皓)ペア
第3位 ※県大会出場
・三浦(浩)・小鎚(悠)ペア
予選リーグ敗退
<団体>
決勝リーグ
1勝2敗 第3位
【ソフトテニス(女子)】
<個人>
・熊谷(美)・菅野(怜)ペア
予選リーグ敗退
・菅原(文)・村上(心)ペア
予選リーグ敗退
・福田(紗)・鈴木(み)ペア
予選リーグ敗退
・村上(結)・新沼(彩)ペア
ベスト8
<団体>
予選リーグ敗退
【卓球(男子)】
<個人>
・石川 佳 3回戦敗退
・杉山智史 3回戦敗退
・菊池和樹 2回戦敗退
・近江孜騎 2回戦敗退
【卓球(女子)】
<決勝リーグ>
第1試合
高田一 対 末崎 3-0 〇
第2試合
高田一 対 大船渡 3-0 〇
第3試合
高田一 対 大船渡一 1-3 ●
※第2位
<個人>
・小島奈々 3回戦敗退
・鈴木愛心 2回戦敗退
・照井穂乃花 2回戦敗退
・菅野莉香 2回戦敗退
・石川心海 棄権
・佐藤恋羽 3回戦敗退
・菅野優那 3回戦敗退
【柔道】
<団体>
リーグ戦 1勝1敗 第2位
<個人>各階級リーグ戦
・藤原 昂平 第2位 ※県大会出場
・伊東 知輝 第1位 ※県大会出場
・長谷川順世 第3位
・菅野 有玖 第2位 ※県大会出場
プロのスタントマンによる迫力の交通安全教室

本日6月11日(火)5・6校時、今年度2回目の交通安全教室を全学年対象に開催しました。今回は、「スケアード ストレート技法」と呼ばれ、実際に事故の怖さを直接見ることで、交通ルールを守ることの大切さを実感してもらう学習であり、JA共済連岩手様と、岩手県警察本部の企画により実現したものであります。
テレビや映画等でも活躍している「スーパー ドライバーズ」という6名のプロのスタントマンチームによって、8つの交通事故ケースを実際の車両を使って再現していただきました。歩行者と車両の衝突、自転車と車両の衝突、自転車同士の衝突など、いつでも、どこでも起こり得るリアルな交通事故であることから、子どもたちは自分事として捉えていたように伺えました。次々と展開される目の前で起こる迫力満点の事故のシーンを固唾をのみながら観察する生徒たちの表情は真剣そのもので、進行役の方の「事故を回避するための大切なポイント」に関する質問にもレスポンス良く反応してくれていました。
最後は、各学年代表の3名の生徒による感想が発表されたほか、生徒会を代表して菅野拳真さんが「今日学んだことを忘れず、日本一交通安全をしっかり守れる高田第一中学校をみんなでつくっていきます」と交通安全の誓いを声高らかに宣言してくれました。
清掃の時間に廊下ですれ違った2年生の男子生徒達は、「怖かった」と振り返ってくれましたが、これが今日経験した多くの人達の本音だったと思います。被害者にも加害者にもなることのないよう、今日の貴重な学びを大切にしてほしいものです。
心をつなぐ朝顔プロジェクト~ヘブンリーブルーを咲かせよう!~
今年も高田一中生徒会による朝顔プロジェクト~ヘブンリーブルーを咲かせよう!!~のボランティア活動がスタートしました。
この朝顔プロジェクトは、震災前から気仙中学校で育てていた朝顔(ヘブンリーブルー)を、毎年種から育てて近隣の学校にその苗を分けていた活動になります。2011年の東日本大震災津波により、学校で育てていた苗が津波で流出してしまいましたが、有志によって家で収穫していた種を育てて復活させたということです。その後、震災時に気仙中学校に様々な形で支援をしていただいたり、交流活動を続けてきた一関市立大原中学校に、交流の証としてこのヘブンリーブルーの種を贈ったとのことです。統合した高田第一中学校になっても、このヘブンリーブルーの朝顔は素敵な心を持つ生徒たちによって大切に育てられており、播磨南小学校との復興支援交流の一端とすることにもなっています。
今年も、生徒会本部と文化委員会が中心となってボランティアの有志を募ったところ、56名の生徒が集まりまり、今週の水曜日(29日)と金曜日(31日)の昼休みの時間を使って、プランターへの土入れ作業とヘブンリーブルーの種植え作業が行われました。事前の段取りも素晴らしく、24基のプランターがあっという間に完成しました。
来週からは、1週間交替で各学級ごとに冠水を行い、全校生徒の手で力を合わせて育てていきます。生徒昇降口脇にプランターが並べられていますので、保護者の皆さま、地域の皆さまも、学校にお立ち寄りの際にはご覧いただければと思います。
因みに、ヘブンリーブルーの花言葉は、「愛情」「結束」「明日も爽やかに」です。

スポーツ医・科学講座 食育講座と運動機能チェック・姿勢づくりを実施

本校では、今年度から、岩手県文化スポーツ部スポーツ振興課の支援を受け、スポーツ医・科学サポート事業に取り組むことにしています。トレーニング実技指導やスポーツ栄養士、スポーツドクターといった専門家の方々にお越しいただき、直接指導を受けていくもので、年間を通して3回程開催していく予定です。その第1回目が、本日の3・4校時本校体育館を会場に全校生徒、保護者、教職員を対象に行われました。
最初の1コマ目には、日本スポーツ協会公認栄養士である臼井名津子管理栄養士による「成長期の栄養」をテーマに食育講話が行われました。この講話には3名の保護者の方々にも参加していただきました。
続いて2コマ目には、岩手県文化スポーツ部スポーツ振興課の4名の指導員による運動機能チェックと姿勢づくりに係る実技講習が行われ、子どもたちは楽しみながらも真剣な表情で取り組んでいました。上の写真はその時の様子です。「まずは自分を知ることが大事」「どうすれば自分が成長できるかを知っている人が伸びる」など、岩手ゆかりの大谷翔平選手や佐々木朗希選手の取組などを紹介しながら教えていただきました。また、「正しい姿勢」が全てのスポーツやトレーニングの基本であることを、子どもたちや先生方は実際に体を動かし体感しながら学んでいました。
次回は10月の開催になります。
【本日の食育講話「成長期の栄養」のポイント】
*規則正しい生活が大切である(早寝・早起きで成長ホルモンが働く)
睡眠不足の選手は、睡眠が十分とれている選手に比べて4倍怪我をしやすくなる。
規則正しい時間に食事を摂ることが体のリズムを作る(不規則だと太りやすくなる)
*どのタイミングで食べるのかを考えて食事をすることが大切である
普段の生活では、部活動が終わってから夕食までの時間が重要
運動直後には炭水化物が必要となる
(中学生の目安)
男子 丼1~1.5杯 250~350g
女子 茶碗1杯強~丼1杯 200~250g
*持久力アップを目指すためには
炭水化物をしっかり
(グリコーゲンを肝臓に貯めるほど持久力アップにつながる)
主菜と副菜をバランス良く
ビタミンは、炭水化物をエネルギーに変えるために必要
鉄分は、補給する必要があること。
最後まで走り抜く踏ん張りに!
*瞬発力アップを目指すためには
タンパク質(プロテイン)は、筋力アップと筋肉修復に必要
(脂が少ないものを)
ミネラルは、筋肉の収縮に関係している。
マグネシウムやナトリウムが不足するとつりやすくなる
*食事は、「体をつくる分」+「体を動かす分」の両方
必要なものを必要なだけ摂ることが大切
岩手県青少年劇場「器楽(しゃみせんいろいろスーパーセッション)鑑賞会開催

5月27日(月)5・6校時、芸術鑑賞(器楽)が本校体育館にて開催されました。今年度は、公益財団法人日本青少年文化センターによる「しゃみせんいろいろスーパーセッション」と名付けられた器楽鑑賞プログラムでした。
4人のプロ演奏者にお越しいただき、江戸三味線、津軽三味線、沖縄三味線、和太鼓による素敵な演奏が繰り広げられました。それぞれの和楽器のソロから始まり、テレビや映画などでおなじみの名曲メドレーが続きました。途中三味線についてのクイズや会場全員によるダンス、質問コーナーもあり、楽しくあっという間の70分間でした。会場の子どもたちは、目を丸くしながら和楽器によるアニメソングやクラシック、ロックなどの多種多様な演奏を聴いて、驚きとともに興味・関心を高めている様子でした。
最後は、サプライズ企画で、本校1年生の齋藤あかりさんによる歌とプロ奏者によるセッションが行われ、会場いっぱいに圧巻の外山節が響き感動の渦に包まれました。
和楽器といえば、陸前高田の夏を彩る七夕の笛や太鼓の囃子が待ち遠しいですね。