2021年6月の記事

「まもるくんの日」の学習内容1

6月14日(月)
 先日お知らせした「まもるくんの日」の取り組みですが、今日と明日の2日間、授業で使われた県教委で発行している「いきる かかわる そなえる」の副読本の中から、3年生が学習していた「小さな町の大きな貢献 住田町の後方支援」について、副読本の文章を紹介します。
-<以下、副読本の紹介です>------------------------
小さな町の大きな貢献住田町の後方支援

 人口5,515(H31.1月、外国人含む)人の町は、東日本大震災のとき、同じ気仙地方に属する陸前高田市・大船渡市の救援に大きな役割を果たしました。

 住田は陸前高田と大船渡を優先して応援する
 「陸前高田市から来ました! 市は壊滅状態です!支援をお願いします! 電話も通信もできないので、連絡には横田分団が車で行ったり来たりします」
 2011(平成23)年3月11日夕方、陸前高田市消防団横田分団からの一報です。住田町災害対策本部では、連絡の取れない陸前高田市・大船渡市を心配して「住田は陸前高田と大船渡を優先して応援する。」と決めたばかりでした。この瞬間から住田町の後方支援が始まりました。
 同日夜には大船渡市から消防団の派遣要請が、夜遅くから夜半過ぎにかけて陸前高田市から水・食料などの支援要請と消防団の派遣要請があいついで入ってきました。住田町では12日未明に給水車を陸前高田市に派遣、早朝に消防団員140名を出発させ、両市で捜索・救難活動を開始しました。派遣された消防団員は16日までの5日問でのべ675名。住田町消防団の全力出動でした。町職員には消防団員を兼ねている人も多く、町役場の業務は停滞しがちになりましたが、文句を言う町民はいません。だれもが「隣の市が困っていたら助けるのは当たり前」と思っていたのです。

 おにぎりが希望と力を提供した
 炊き出しは12日早朝から始まりました。停電のため、町内の商店でプロパンガスとガス炊飯器を手配してのスタートです。19日までに2万5838個のおにぎりを両市と救援部隊に提供しました。米が足りなくなり、町民に協力を呼びかけました。農家が10キログラム単位でお米を持ち寄り、中には100キログラムを提供してくれる人もありました。
 「震災の晩、みんな、体を寄せ合って体育館で過ごした。だれもが寒さと『これからどうなるんだろう』という不安の中にいたとき、朝一番に住田町から炊き出しのおにぎりが届いた。それをみんなで半分ずつ分け、食べた。食べたときに、『これで助かる。生きられるかもしれない。』とみんなが思った。」
 避難所となった陸前高田市立第一中学校にいた人の言葉です。

(明日に続く)


2021/06/14 17:30 | この記事のURL

中総体に向けて(柔道部 男・女)

6月14日(月)
 今回は、柔道部の活動の様子を紹介します。大会に向けて代表の生徒から、「中総体では、一つでも多く技を出して、県大会を目指して頑張ります。」と話してくれました。頑張れ!高田一中!


2021/06/14 17:10 | この記事のURL

中総体に向けて(バスケット部 男・女)

6月14日(月)
 今回は、バスケット部の活動の様子を紹介します。大会に向けて男子チームの代表から、「中総体は、3年生として最後の大会になるので、ライバルの学校としっかり戦いたいです。そして、自分たちのできることをやって、勝ちたいと思います。」と話してくれました。また、女子チームの代表からは「中総体に向けて、日々の練習を頑張っています。中総体本番では、全員が自分の力を出して、優勝できるように頑張ります」と話してくれました。頑張れ!高田一中!


2021/06/14 17:00 | この記事のURL

HUG体験

6月11日(金)
 5,6校時目に3年生が、体育館でHUG体験の学習を行いました。HUGは、H(避難所)U(運営)G(ゲーム)の略語です。この取り組みは、より実践的な体験を通して、防災・減災に関心をもってもらうことを目的としたものです。取り組みを通して、災害時の行動をイメージし、生き残り支え合うための行動を学び、自分・家族・街を守るため、災害時に支え合う行動をともに考えることを目指しています。今日は「災害が発生して、中学校の体育館に避難してくる人達をどのように運営していくか」を自分たちで考える学習です。条件は、「先生方は2時間後にしか来ない」という設定です。さて、自分たちでどのように運営していくのでしょうか。


2021/06/11 17:10 | この記事のURL

今日は「まもるくんの日」

6月11日(金)
 毎月11日は、「まもるくんの日」です。この日は、防災について学習する日です。本校で作成した「まもるくんノート」や県教委で発行している「いきる かかわる そなえる」の副読本を使います。写真は3年生の様子です。中身は、東日本大震災の時に、陸前高田市や大船渡市のために住田町の皆さんから支援していただいた様子を書いた「小さな町の大きな貢献 住田町の後方支援」について、副読本を使って学習している様子です。


2021/06/11 17:00 | この記事のURL
43件中 21~25件目    <<前へ  3 | 4 | 5 | 6 | 7  次へ>>