クレセントシティとのリモート決定

東日本大震災で海を渡った船「かもめ」が運んだ交流。
本市は米国クレセントシティと姉妹都市提携をしています。
5年生は総合的な学習の時間でその交流から、高田の復興や
自分の生き方や将来への希望を見いだす一助になればと
学びを深めています。

10月26日は、クレセントシティを訪問したことに関して
授業する機会をもらいました。
5年生は「感謝」を伝えることを学習のゴールに据えて
いるようですが、会ったこともない異国の人へ「感謝」を
伝えたいのはどうしてか?(揺さぶりながらの授業でした)

復興と共に生きてきた(育ってきた)5年生児童が
「自分事」として感じ、陸前高田市民の一人として
感謝を伝えるのだという想いに触れ感動しました。
なぜ、2市は交流を続けているのだろうか?
○東日本大震災で陸前高田市が大変な状況だった。船を
 返したら喜ぶだろうなという気持ちがあったから。
○復興を応援してもらったことへの感謝を伝えたら、感謝が
 また感謝をうんだ。
○クレセントの方は高田の人を大切にしたし、高田の皆さんも
 クレセントの人をお互いに大切にしているから。
○災害の時はお互い助け合っていく。これは奇跡であり、この
 奇跡を当たり前だと思わないで自分も大事にしていきたい。
など自分なりに考えていました。

クレセントシティの方とのリモート交流が11月24日に
決定しましたので、5年生なりの「感謝」を伝えるために
英会話も頑張っていくそうです!



2021/11/01 08:20 | 5年生