「までぃ」の心

3月24日は離任式でした。温かな離任式でした。
 
転出・退職となる6名が一人ずつ挨拶をした時のことです。

トップバッターは、コロナ感染予防対策に関わって配属された
「緊急スクールサポート」の伊東さんでした。
伊東さんが挨拶を終えると、卒業生から拍手が起こります。
2番手の及田先生が挨拶を終えると、「拍手」の輪が広がり
3番手の洋介先生の頃には「拍手」が全校児童に広がって…。
後で聞いたのですが、先生方は指示を出していなかったそうで
「自ら考えて行動する(考動力)」 率先する卒業生の姿に
またまた、感動しつつ成長がただ嬉しくて(泣かせるなぁ…)
 
以前発行のPTA広報「ひかみ」でも紹介した 『までぃ』

両手は、古語の『真手(まて)』が語源で、
「ま」は両手という意味。それが転じて『までぃ』。
「手間ひまを惜しまず、丁寧に心を込めて、つつましく」
学校・PTA・地域がつながり、丁寧に心を込めて子ども達を
「までぃに子育て」していきたいと記載させていただきました。
 
私は、ステージ上で両手から醸し出される拍手を聴きながら、
心を込めて、拍手に気持ちを入れる子ども達の顔を見ながら、
感謝すること、人と人のつながりを大事にしていこうとする
高田小学校の子どもを心に焼き付けました。
「までぃ」の心はしっかり息づいていると、そう思いました。
 
子ども達、ありがとう! 忘れられない離任式となりました。











2022/03/25 11:00 | 独り言