3・11 メモリアル集会

3月11日(水)に前矢作小学校校長の蒲生先生を講師としてお招きし、令和7年度「3.11メモリアル集会」を開催しました。集会は1年生から3年生の部と、4年生から6年生の部に分かれ、はじめに犠牲となられた方々への黙とうからはじめました。その後、講師の先生から学年に応じた内容を当時の写真などを用いながら以下のようなお話をしていただきました。
震災当日、気仙中学校では翌日に予定していた卒業式の練習をしていました。その最中に大きな地震が発生し、校舎は大きく揺れ、90名の生徒とともに近くの高台へ避難しました。避難先から見た海の様子はただならぬもので、さらに高い場所へ移動する必要があると判断し、近くの公民館へ避難しました。その結果として津波の被害を受けることはありませんでした。その夜はとても寒く、毛布1枚に生徒3人が身を寄せ合いながら眠りました。夕食は小さなおにぎりと具のない味噌汁でしたが、その温かさと食べ物のありがたさを深く感じました。余震が何度も続き、生徒は、心も体も不安定になる様子もありましたが、我慢強く、互いに励まし合いながら落ち着いて過ごしていました。明るさを失わず、笑顔を見せてくれる生徒たちの姿に、大人である私たちが励まされました。
話のまとめとして、以下の4つを子どもたちに伝えていただきました。
◎災害が起きたときの備えをしておくこと 「津波てんでんこ」
⇒津波が来るとなったときに、どこに逃げるか家族と決めておけば、自分の事だけを考えて避難できる。自分で考えて行動する。
◎「知っている」ことが大切
⇒自然の理(ことわり)と心の理。なぜそうなるのか、理由と結果を学ぶこと。
◎明日、同じ一日が来るとは決まっていない。
⇒どんな一日になったとしても、それを受け入れる。
◎人の心は温かい
⇒多くの人の助けによって日常を取り戻してきた。そのことを忘れてはいけない。
話の結びに、震災で多くのものを失ったが、それでも残ったものがあった。失ったものより、残ったものに目を向ける。大切なものは残っていると気づかされたと話されました。全校児童が真剣に話を聞き、学びを深めた集会となりました。
詳しい集会の様子は下のPDFをご覧ください。
添付ファイル: 3.11メモリアル集会(写真).pdf (957KB)
