29年目の太鼓引継ぎ式&打ち納め会終わる

 2月18日11時から体育館にて、今年度の重倉太鼓の引継ぎ式と打ち納め会が行われました。これまで、2学期後半に5年生が4年生に「一番太鼓」を教え、3学期に入り6年生が5年生に「二番太鼓」を教えてきました。総合的な学習の時間や休み時間に時間をかけて、たたき方を引き継いできました。
 この「引継ぎ式」では4・5年生が引き継いだ演奏を披露して学習の成果を発揮しました。「打ち納め会」では指導者の佐々木隆志さんが司会となって進め、6年生がこれまで演奏してきた2つの演目を一気に披露し伝統を引き継ぐ場となりました。これで29年目が終わりです。
 4年生は初めての太鼓演奏ながら、全員の息を合わせ、見事に演奏することができました。5年生はさすがにリーダーとなるべく落ち着いた演奏で、来校した保護者の方々から大きな拍手をいただく立派な演奏でした。
 6年生は、一番太鼓に続けて二番太鼓も演奏し、およそ30分ほどたたき続けましたが、さすが風格のあるすばらしい演奏でした。指導者の佐藤隆志さんから「リーダーの竹の打音に合わせて全体が速度を調節する技術はこれまでの29年間でできたのはみなさんともう1つの学年だけです。プロでも難しい。今年度は発表の場が少なくて悔しい思いをしてきたと思うが、すごい演奏を仕上げた学年でした。」とお褒めの言葉をいただきました。最後に6年生の山田旺輝さん、佐々木彩波さん、佐藤巧登さんから「5年生に教えていて太鼓の素晴らしさを感じた。」「5年生は4年生をリードして頑張ってほしい。」「太鼓のいいところはみんなで心を合わせるので絆が深まるところ。米崎小学校をもっともっと良い学校にしていってください。」と在校生にはげましの言葉をもらいました。結びに、後援会会長の新沼幸男様から「学年に応じた盛大な演奏ができた。6年生はどこへ行ってもこの太鼓を披露することができる。自信を持ってもらいたい。重倉太鼓は心の豊かさを育てるすばらしいものです。」とごあいさつをいただきました。
 おかげさまですばらしい引継ぎが行われました。「重倉太鼓」は地域の皆様のご芳志をいただき、育成後援会のおかげで成り立っています。関係の皆様、今年度もお世話になりました。ありがとうございました。


2021/02/25 11:30 | 重倉太鼓