2020年10月の記事
全力で取り組んだ大運動会

開会式に先立ち、準備時間の関係でオープニングに「重倉太鼓」を行いました。真剣な表情で伝統の太鼓の演奏が行われました。これまでご指導くださった佐々木隆志さん、佐藤一男さんが「今年度で一番のよい演奏だった。」と評価してくださるほど、お互いの呼吸を合わせ迫力のある演奏ができていました。
その後、少しでも走力を上げようと走りこんできた徒競走を全学年行い、チャンスレースは低学年と中学年、団体競技は低学年が玉入れ、中学年は台風の目、高学年のタイヤ取りを行いました。中学年のチャンスレースではオリンピックにちなんで、柔道、聖火リレー、バスケット、新体操のスタイルに変装してゴールを目指す姿に笑顔がこぼれ、低学年の玉入れの合間に行われる「チェッチェッコリ」のダンスのかわいらしさに心を奪われました。最後に赤白選手リレーが行われ、全身全霊を尽くして走り切りバトンを渡す姿に大声援が起こりました。どの競技でも赤白ともに抜きつ抜かれつの見どころある競技が展開されました。
そして、運動会全体を盛り上げる「応援」では白組団長・赤組団長のリードのもと、声がかれるほど大きな声と工夫された動きで見ている人たちに元気を届けました。どちらも素晴らしい応援で、審査員も困るほどでしたが、応援賞は僅差で赤組になりました。
今年は団体賞を白組が勝ち取ることが多く、総合優勝は白組でした。
今年は、ご家庭の皆様や地域の皆様や来賓の方々をたくさんお呼びすることができませんでした。それでも子どもたちにとってはかけがえのない時間を過ごしました。児童会の「正々堂々~団結し、力を出し切ろう~」のスローガンを達成するべく、欠席もなく全員が目標に向かって力を出し切り、協力する姿に心を打たれました。閉会のことばで6年の大和田莉奈さんが「宝物を手に入れました。」と言ったように、小学校最後の6年生にとってもよい思い出ができたのではないでしょうか。また一つ、子どもたちが大きく成長した瞬間でした。
雨雲を吹き飛ばす宿泊学習

「失敗をカバーし、一人がいないように仲間と協力して楽しもう」というスローガンのもと、5年生は団結して活動ができたようです。最初のプログラム「野外炊事」では事前に学習したことをしっかりと実践し、どの班もおいしいカレーとご飯を作り上げました。雨で湿っていた薪をたきつけるのが大変だったようです。片付けにも協力の姿があり、流しの下の下水の生ごみの処理まで自分たちでやり遂げ、所員の方に感心されていました。キャンプファイヤーは直前の雨でキャンドルサービスに変更しましたが、中央の揺れるキャンドルを見つめながら、友情を深める活動ができていました。それぞれのグループの出し物は漫才、カラオケ・ゲームなど楽しいものばかりで、忘れられないひとときになったと思います。翌日の沢登りは、気温が低い中でも果敢にチャレンジし、ずぶぬれになりながら突き進んだ人もいました。ショートコースにしたので、時間が短縮され余った時間は木のキーホルダーづくりに取り組み、完成したものをお土産にすることができました。
学校に到着した5年生は一回りたくましくなった様子でした。6年生や下級生からの「おかえりなさい」の歓迎もあり、高学年として今後の活躍が楽しみな5年生たちでした。
修学旅行に行ってきました! 3

年度当初の「六月・仙台方面へ」の計画からの変更でしたが、観光地としても魅力ある岩手のよさを子どもたちは体感できたと思います。岩手には、偉人や記録を残すアスリートが多数輩出する風土があります。それは、人を豊かに育てる自然と文化、人との強い絆があるからだと思います。そのことを少しでも子どもたちは感じ取ることができたと思います。修学旅行の目的は十分に達成できたと思います。そして、協力と信頼を強くした6年生たちは、全校のリーダーとして今後さらに活躍してくれることと思います。学校に到着すると「6年生おかえりなさい」の横断幕がベランダに張られていました。5年生からのメッセージでした。6年生がいない間、5年生は立派に留守番をしたようです。よい伝統が受け継がれました。保護者、関係者のみなさまのご理解・ご支援のもと無事大きな行事が終えられました。ありがとうございました。
修学旅行に行ってきました! 2

修学旅行に行ってきました! 1

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