2022年7月の記事
命を守る学習 子も親も先生も
7月21日には、3校時と5校時に着衣水泳の学習がありました。3校時には、地域の消防署の職員により構成された「水難学会」の3名の方々が講師になり、5・6年生対象に服を着たまま水に落ちた時の対処の仕方を教えてくださいました。「浮いて待て」が今日のポイントでした。身近にあるペットボトルを使ったりしながら、とにかく体力を温存して浮いて助けを待つ、これが大切だということを真剣に学習していました。
夜には体育館でPTA文教委員・執行部の方々と教職員が、消防署の方からご指導いただいて人工呼吸・AEDの使い方を中心とした救急救命講習会を3年ぶりに行いました。文教委員・執行部・教員あわせて14名の参加で行いました。感染症対策のため、救助の人形は15体も配置
され、一人一台を使うという方法で行われました。久しぶりの講習に参加者は知識をアップデートすることができました。様々な人命を脅かす事象から、主体的にかけがえのない命を守っていくための学習は、どの世代・立場でも大切なことです。命の輝きが増す米崎小の一日でした。関係の皆様のご協力に感謝いたします。
宿泊学習・修学旅行で大きな成長
6月17日から18日は、広田町の野外活動センターで、5年生が宿泊研修を行ってきました。オリエンテーリングや野外炊事、キャンプファイヤー、いかだ作りのプログラムをこなす中で、協力する大切さや自主的に活動する楽しさを学んできました。そして、陸前高田の海を体験することができるいかだ作りのプログラムは広田町の野外活動センターならではのものです。前日にようやく海での体験ができるようになったそうで、ナイスタイミングの5年生たちです。6月中旬までは寒かったのです。覚えていますか?キャンプファイヤーでは、手をつながないフォークダンスでも大いに盛り上がり、各班の出し物は息の合ったダンスを披露しました。かけがえのない思い出となり、友情が深まったようです。帰ってきた5年生は一回りたくましくなったように見えました。
6月30日から7月1日には、6年生が修学旅行に行ってきました。平泉の中尊寺の見学をスタートに、花巻の宮沢賢治童話村、盛岡の遺跡の学び館、子ども科学館、そしてつなぎ温泉に泊まり、次の日は盛岡手作り村、県立博物館、岩山パークランドと、盛りだくさんの見学、体験学習をしてきました。岩手の歴史・文化・自然を学ぶとともに、友情を深め合った旅行でした。旅行最後の遊園地では「ジェットコースターに16回乗った」というツワモノもいました。間違いなく小学校で一番の思い出になったと思います。高学年は、団結して全校のリーダーとして活躍してくれそうです。コロナ対策で負担増の旅費なのですがマイヤさんをはじめとする企業有志様による「教育奨励事業費」や「岩手割」のおかげで、経済的負担の軽減が図られました。感謝!です。
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