終わりよければすべてよし!

3月の全校朝会では、震災を知る学習を兼ねて、高田小学校校舎で震災を体験した金野副校長先生からお話をいただきました。旧高田小学校校舎の一階にめりこんだ瓦礫の写真を紹介したりしながら、あの日からたくさんの支援をいただき、一生懸命に復興をしてきた陸前高田市について説明してくださいました。最後に、「陸前高田市の未来を創るのはみなさんです。」と子どもたちが描く未来に期待していることをお話ししてくださいました。子どもたちはまだ幼く震災のころの記憶はほとんどないので、このようにして当時の様子からこの10年間のことを話していくことはとても大切なことと考えます。そして、全国の方々からいまだに支援いただいて応援されていることに感謝しながら、希望ある未来を切り開いていくことが私たちにできることではないかと思います。 それに先立って、校長から「終わりよければすべてよし」ということわざを話しました。今年度のまとめをしっかりし、よい形で今の学年を終わらせ、進級しましょう、というメッセージでした。6年生が12日に、卒業にあたって、米崎小学校に感謝の掃除をしてくれました。普段手の行き届かないところを掃除しようと6年生みんなで話し合って行動に移したのです。さすがは米崎小学校の6年生です。まさに「終わりよければすべてよし」です。


2021/03/22 08:10 | 学習活動