学習活動
桜ラインの植樹

この桜の成長とともに子どもたちも成長します。大人になった6年生がこの地に来て桜の木を見上げるたびに、そのときどきに過去と未来を行き来した思いがめぐらされるはずです。たいへん価値のある学習です。子どもたちはどんな思いをもって木を植えたのでしょう。過去には校庭に記念樹を植える文化がありましたが、現在はさまざまな制約からあまり実行されることはなくなりました。しかし、「桜ライン311」の方々のおかげで、米崎小の子どもたちも記念樹のような植樹ができました。この桜の木は間違いなく子どもたちの記念樹であり、そう遠くない桜の咲く季節に、この6年生たちはここに集うのではないかと思います。この木は思い出を引き出してくれるとともに、防災についても語ってくれます。
陸前高田市では素晴らしい取り組みがいくつもなされています。この植樹も全国から注目されていることの一つではないでしょうか。
激走!マラソン大会

〇1年生
男子 女子
第1位 佐藤 全 さん 第1位 小野寺 陽 さん
第2位 後藤 歩 さん 第2位 橋詰 晶 さん
第3位 志田 晴都さん 第3位 金野 璃子 さん
〇2年生
男子 女子
第1位 伊藤 漣 さん 第1位 脇坂 夏音さん新記録
第2位 新沼 瑠月さん 第2位 金野 柚希さん
第3位 金野 蒼龍さん 第3位 川上 歩夢さん
〇3年生
男子 女子
第1位 大和田悠斗さん 第1位 覚張 成海さん
第2位 大和田貫太さん 第2位 佐々木 杏さん
第3位 長野 聖那さん 第3位 金野 麻凛さん
〇4年生
男子 女子
第1位金野 要さん 第1位金野 凛愛さん新記録
第2位佐々木想太さん 第2位熊谷 優芽さん
第3位佐々木櫂斗さん 第3位直井陽那乃さん
〇5年生
男子 女子
第1位金野 海碧さん 第1位荒木柚衣香さん
第2位菊池 郷平さん 第2位金野 翔和さん
第3位鈴木 洸雅さん 第3位新沼 莉奈さん
〇6年生
男子 女子
第1位 金野 悠仁さん新記録 第1位 細谷藍衣香さん
第2位 山田 旺輝さん新記録 第2位 伊東里咲子さん
第3位 橋詰 心海さん 第3位 菅野 茉耶さん
大きくなってね!高田松原の松

1年 橋詰 晶 さんの作文から
私は松原の草取りをしました。松には、ダメな草に枝豆みたいな小さいのがついたものがありました。松は中くらいのもあれば、小さなものもありました。草がたくさんついている松もありました。みんなできれいにしたら、とってもきれいになりました。軍手が緑色になりました。石ひろいもしました。今度行くとき松がどのくらい大きくなっているか楽しみです。そして展望台から海を見ました。きらきら輝いていました。
全力で取り組んだ大運動会

開会式に先立ち、準備時間の関係でオープニングに「重倉太鼓」を行いました。真剣な表情で伝統の太鼓の演奏が行われました。これまでご指導くださった佐々木隆志さん、佐藤一男さんが「今年度で一番のよい演奏だった。」と評価してくださるほど、お互いの呼吸を合わせ迫力のある演奏ができていました。
その後、少しでも走力を上げようと走りこんできた徒競走を全学年行い、チャンスレースは低学年と中学年、団体競技は低学年が玉入れ、中学年は台風の目、高学年のタイヤ取りを行いました。中学年のチャンスレースではオリンピックにちなんで、柔道、聖火リレー、バスケット、新体操のスタイルに変装してゴールを目指す姿に笑顔がこぼれ、低学年の玉入れの合間に行われる「チェッチェッコリ」のダンスのかわいらしさに心を奪われました。最後に赤白選手リレーが行われ、全身全霊を尽くして走り切りバトンを渡す姿に大声援が起こりました。どの競技でも赤白ともに抜きつ抜かれつの見どころある競技が展開されました。
そして、運動会全体を盛り上げる「応援」では白組団長・赤組団長のリードのもと、声がかれるほど大きな声と工夫された動きで見ている人たちに元気を届けました。どちらも素晴らしい応援で、審査員も困るほどでしたが、応援賞は僅差で赤組になりました。
今年は団体賞を白組が勝ち取ることが多く、総合優勝は白組でした。
今年は、ご家庭の皆様や地域の皆様や来賓の方々をたくさんお呼びすることができませんでした。それでも子どもたちにとってはかけがえのない時間を過ごしました。児童会の「正々堂々~団結し、力を出し切ろう~」のスローガンを達成するべく、欠席もなく全員が目標に向かって力を出し切り、協力する姿に心を打たれました。閉会のことばで6年の大和田莉奈さんが「宝物を手に入れました。」と言ったように、小学校最後の6年生にとってもよい思い出ができたのではないでしょうか。また一つ、子どもたちが大きく成長した瞬間でした。
雨雲を吹き飛ばす宿泊学習

「失敗をカバーし、一人がいないように仲間と協力して楽しもう」というスローガンのもと、5年生は団結して活動ができたようです。最初のプログラム「野外炊事」では事前に学習したことをしっかりと実践し、どの班もおいしいカレーとご飯を作り上げました。雨で湿っていた薪をたきつけるのが大変だったようです。片付けにも協力の姿があり、流しの下の下水の生ごみの処理まで自分たちでやり遂げ、所員の方に感心されていました。キャンプファイヤーは直前の雨でキャンドルサービスに変更しましたが、中央の揺れるキャンドルを見つめながら、友情を深める活動ができていました。それぞれのグループの出し物は漫才、カラオケ・ゲームなど楽しいものばかりで、忘れられないひとときになったと思います。翌日の沢登りは、気温が低い中でも果敢にチャレンジし、ずぶぬれになりながら突き進んだ人もいました。ショートコースにしたので、時間が短縮され余った時間は木のキーホルダーづくりに取り組み、完成したものをお土産にすることができました。
学校に到着した5年生は一回りたくましくなった様子でした。6年生や下級生からの「おかえりなさい」の歓迎もあり、高学年として今後の活躍が楽しみな5年生たちでした。