気仙小学校のブログ

2022年9月の記事

「あたりまえの一日などない」 ハナミズキの会淺沼氏講演会

 3校時、3・4年生の教室は静寂に包まれました。「ハナミズキの会」の淺沼ミキ子さんが、お話をしてくださっていたからです。
 11年半前の東日本大震災で、長男を亡くされた淺沼さんは、同じような悲しい思いをする人が無くなるように、避難路を整備し、目印としてハナミズキを植樹する活動を始めます。やがてその活動は芽を結び、その思いが絵本になりました。
 今日は、東日本大震災でどのような事があったか、どんな思いだったか、その後、どんな取り組みをしたかについて、本人の口から語っていただきました。私が心に残ったのは「あたりまえの一日などない」という言葉です。朝、「行ってまいります。」と言ったら、必ず「ただいま」と帰ること。淺沼さんはその「ただいま」を聞けずにここまで来たのです。だから、自然災害について正しく恐れ、自分で自分の身を守る事ができる術を身につける事が大事だと訴え続け、そのためのハナミズキの道を整備したのです。
 授業のしめくくりに、担任が絵本を朗読しました。心にしみ入る朗読でした。
 9月22日には、現地に行ってお手伝いをします。子どもたちが淺沼さんの思いをさらに深く受け止め、自分には何ができるか、考える機会になればと思います。

  



2022/09/05 16:30 | この記事のURL3、4年

鳴り響く太鼓の音色

 我が気仙小学校には、体育館につながって風のホールという小さな八角形の建物があります。その中には、常に太鼓がおいてあり、子供たちは自由に太鼓の練習ができるようになっています。今日も、中休み、昼休みと、気仙町けんか七夕太鼓の笛や太鼓の音が響いていました。今月末には「きょうされん全国大会in東北いわて」で演奏することになっています。これが気仙小の太鼓だ!と胸を張って演奏できるよう毎日練習を頑張っています。休み時間になると太鼓の音色が響きわたる学校。いいものです。

 

2022/09/02 14:10 | この記事のURL
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