貴重な復興教育。防潮堤見学

「工事現場の見学に来ませんか?」
脇ノ沢漁港で防潮堤を建設していらっしゃる東亜建設工業(株)・(株)菊池組・(株)共立土木・特定共同企業体からのご案内でした。
なかなか見られない、今しか見られない、とても貴重な見学が出来そうです。
「行きます!午前中いっぱい、全校児童でお邪魔します。」
6月14日(金)教育委員会からお借りしたバスに乗っていよいよ出発です。
現場の皆さんは、説明・見学はもとより、児童の復興への願いを書いた基礎ブロックの埋設、重機の乗車体験、記録用ドローンを使っての全校児童人文字撮影、海辺で大地震が来たときの避難訓練など、多くの貴重な学習を用意して待っていてくださいました。
「高さ10mかあ。大きいなあ。」
「でも、これを越える津波もあるかもしれないんだって。」
「防潮堤が時間を稼いでくれる間に、高台に避難しようね。」
普段は、海から離れた内陸に暮らす竹っ子たちに、実感を伴う学びが生まれます。
そしてもう一つ。
「日本全国、外国からも工事に来てくれているんだって。」
「見て見て。すれ違うたびに合図を交わしているよ。」
「だからこんな大きな工事も安全にできるんだね。」
「仕事にもチームワークって大切なんだね。」
復興教育・防災教育、そしてキャリア教育としても貴重な学習が出来ました。
お招きくださった皆様、協力してくださった皆様、ありがとうございました。


2019/08/22 20:10 | 学校行事