2021年3月の記事

中学校でも頑張って!

3月19日(金)いよいよこの日がやってきました。
6年間、竹駒小でたくましく成長し、今年度の1年は最高学年として、全校の手本となりながら、下級生をリードしてきた6年生が卒業の日を迎えたのです。
例年は在校生全員と多数のご来賓でお祝いする本校の卒業式ですが、今年はあいにくコロナ禍にあり、在校生は4・5年生、ご来賓は教育委員会と学校運営協議会の皆様。6年生もマスクをしての式参加となりました。
それでも思いはいつもの卒業式と同じ。むしろ限られた人数でマスクの下に思いを秘めている分、あふれだす思いには、いつもより強い勢いが感じられました。
マスク越しとは思えないほどの、力強い巣立ちの言葉と澄んだ合唱のまとまり。卒業生からも在校生からも、そして応え合い交わり合い・・・。
卒業生の退場では涙ぐむ下級生たち。もう遊べないんだな。さびしいよう。でもわたしたちしっかり引き継ぐからね。中学校でも頑張って。
コロナ禍にあっても、竹っ子たちの素直さと深いかかわりあいが発揮される卒業式は今年もかわることはありませんでした。
6年生ありがとう。5月の中学校と小学校の運動会には、お互い行き来できるようになっているといいね。卒業生の皆さんの中学校での活躍を見せてくださいね。そして小学校を立派に引きつでいる小学生の活躍も見に来てね。


2021/03/26 14:40 | この記事のURL学校行事

6年生主役で温かくお見送り

3月3日(木)「6年生を送る会」が開かれました。
思えば、会直前に全国一斉休校の予告があり、「なんとか6送会だけは」と予定を繰り上げて実施した1年前。今年は感染対策を十分に施しながらではありますが予定通りの実施ができました。
お世話になった優しい6年生11名のために、新執行部と5年生が中心となって、各学年が分担して、招待状・エスコート・会場装飾・司会進行・入場曲の合奏・プレゼントを準備。児童会行事らしい温かい手作り感がいっぱいです。
レク委員会が企画したゲーム「しっぽ取り鬼」は6年生との対戦型、各学年の出し物は、新企画!各学年が6年生11名を分担して「6年生一人一人の人柄に迫るクイズ」。終始6年生が主役です。
6年生からの出し物も6年生個々にかかわるクイズ。「立派なお兄さん・お姉さんだと思っていたけれど、こんな珍プレーもあったんだね。」6年生にますます親しみがわきます。
6年生への全校エール(サプライズ)を5年生がリード。これに応えて運動会の時の6年生の赤組・白組団長を中心に6年生が返礼エール(アドリブ)。お互いを思い合う心と心が通い合います。
日常の交流の中で積み重ねられてきた本音での感謝の思いが、児童会行事として、児童の発想を大切にしたからこそ発揮された会となりました。
6年生の皆さん、今まで本当にありがとうございました。
企画の中心となった新執行部と5年生のリーダー性もぐんと成長しましたね。


2021/03/16 12:00 | この記事のURL学校行事

竹駒 世界の中心

3月1日(月)陸前高田市参与村上清様にご来校いただき、特別に国際理解講話をしていただきました。
村上参与様は、特に市の国際交流において、市長さんや教育長さんのすぐ側から直接アドバイスをなさっている方です。本校校長が姉妹都市クレセントシティに出向き訪問視察をした際にも、視察団の先導をなさるなど、まさに世界と市の架け橋となっておられる方です。
参与さんが設定された講話のテーマは「竹駒 世界の中心」。えっ?こののどかな竹駒町が「世界の中心」ってどういうことなのでしょうか。
まず、参与さんは、子どもたちの大好きな通信ゲームの例をお話になりました。もし通信ゲームで外国の方と対戦する際、その通信はどこを通っていくのでしょうか。実は、シンガポールなどの外国に基地があるのだそうです。つまり、子どもたちの中には、既に、竹駒町にいながら世界に自分を発信している子がいるということです。
次に参与さんは、リアルタイムのクレセントシティと竹駒小をインターネット通信でつないで下さいました。時差のあるクレセントシティは夜。応じて下さったのは市議会議長のクリスさんのご家族です。参与さんがクリスさんと会話を始めました。まるでクリスさんのお宅にを訪問したみたい。「どこでもドア」のようです。
今、クレセントシティでは、広田町の塩を使って、「奇跡の一本松」ラベルのチーズを仕込んでいるところだそうです。国を超えて、名産と名産の合作を生むこともできるんですね。竹駒町も何かできないかなあ。
こうしたコミュニケーションをつないでいるのは国際公用語の英語。参与さんは、まだ国際交流が盛んでなかった頃の陸前高田市で学生時代を過ごされ、志一つで英語を学び、世界への道を切り開いていったパイオニアです。もし、竹っ子にも同じ志をもつ子がいれば、喜んでご教授下さるそうですよ。
参与として、大学の先生として、要職にあられる参与さんですが、お人柄は非常に気さく。今回の講話を機に、参与さんにご指導いただきながら世界への架け橋となる竹っ子が誕生するかもしれませんね。



2021/03/16 11:10 | この記事のURL学校行事
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