今年も継続、語り継ぐ会。第1回講師は校長先生

東日本大震災を体験していない児童、幼くて記憶していない児童が学校の大半を占めるようになりました。しかし、震災の教訓を風化させてはならないと、本校では今年も4回、本校教職員や外部講師による「語り継ぐ会」を継続してまいります。
8月27日(火)志田知美校長を講師として今年度第1回の語り継ぐ活動を行いました。
校長は、本会の意義のオリエンテーションの後、震災当時勤務していた学校の児童作文や、震災当時本校に勤務されていたお知り合いの方の記録を紹介し、当時の様子を鮮明に児童に伝えました。
震災当時、断水が続いた本校では、6年生が自主的にプールの水をくみ出し、トイレの流し水や手洗い水に利用していたそうです。
こうした事例から「普段の当たり前は、本当は有り難いことであり、これらのことに感謝を忘れないこと」「皆さんからの支援に感謝を忘れず、自他の生命を大切にすること」「大人になって、ふるさと陸前高田、岩手が栄えていくのに力を尽くせる人になれるよう、子どもたちの命をさらに輝かせるよう、教職員も頑張るし、子どもたち自身も頑張ること」を話しました。
第2回は9月3日(火)の予定です。


2019/09/02 15:00 | 学校行事