浜松市の小中学生の心を受け取ります。

浜松市の小中学生は毎年、大根の栽培から初め、切り干し大根に加工して、それを販売する活動を行っており、今年も2~3月に販売イベントを行う予定だったそうです。しかし新型コロナウイルス感染症が拡大してしまい、それが中止に。せっかく作った切り干し大根は廃棄せざるを得ない状況になりました。
そのことを読売新聞さんといつも読み聞かせをしてくださっている団体「ささ舟」さんからご紹介い頂いた本校。昨年度末、今年度初めの本校での出来事を思い出しました。
6年生を送る会と卒業式。感染拡大防止のため、中止かとも思いましたが、卒業していく6年生の思い、6年生を送る在校生の思いを考えると、なんとか工夫して、その思いを叶えられないか、伝えられないかと小規模ながら実施する道を選びました。
入学式も同じです。なんとか新入生をお祝いしたいと、2~6年生は会場の外に集合して、ソーシャルディスタンスとマスクで予防しながら、校歌を歌いました。
きっとこの切り干し大根にも浜松市の小中学生の思いがこもっているのでしょう。ありがたくいただくことで、その思いが少しでも叶えられるのであれば・・・。
7月7日(火)に行われた贈呈式では、「ささ舟」の代表の方から児童会長が切り干し大根を受け取り、全校児童に配付。世の中の不安を乗り越えた温かい贈呈式となりました。


2020/07/20 09:40 | 支援 社会貢献