2018年9月の記事
1年生のアサガオアート第2弾
走った!跳んだ!投げた!好記録続出!

9月12日(水)に行われた市の陸上記録会。本校5・6年選手団16名が記録に挑みました。
未だ復旧中の本校で、選手が練習できるのは、校庭の隅にある狭い一角だけ。直線は50mがやっと、トラックもカーブのきつい100mしかとれません。隅なので水気がたまりやすく、削っても削っても生えてくる苔がつるつる滑って、思い切り走れない日もありました。
そんな悪条件にも、例年にない猛暑にも負けずに練習を積んできた選手たち。力強い競技に多くの好記録と感動が生まれました。
応援席からは、「周囲に遅れをとっても、最後まであきらめずに競技して自分の記録を乗り越えようとしていた。その姿に、誠実さを学ばされた。」という声も。
子どもたちのひたむきさは、復興に向かう陸前高田市にまた1つ元気を与えてくれました。
仙台フィルさん、サントリーさん、素敵なコンサートありがとう。

9月10日(月)本校体育館にて、サントリーさんが仙台フィルハーモニー管弦楽団さんのコンサートを開いてくださいました。
演奏してくださったのは、弦楽四重奏の4名の皆さん。
学校で勉強するクラシックの名曲や、親しみのあるポップスなど、かっこよくすてきに演奏してくださいました。
「さんぽ」「アナと雪の女王」では1~6年生の児童の歌声と、「北国の春」ではご来場くださった地域の皆さん・先生方の歌声と共演。(千昌夫さんは本校の卒業生。)「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」を指揮する体験もさせていただきました。
楽しい共演に、子どもも大人も、演奏してくださったみなさんも笑顔笑顔!
会場は、音楽の楽しさ、音楽のもつ力にあふれました。
ありがとうございました。また聴かせてくださいね。
第2回語り継ぐ会は紺野先生

今回の講師は紺野文彰(こんのふみあき)先生。上壺地区にお住まいになり、市の観光ガイドを務めていらっしゃいます。
長年の海外での経験を経て、帰国され、今泉で被災された紺野先生。震災当時の写真や動画を豊富にお持ちになり、見せながら津波の恐ろしさを語って下さいました。津波を動画で見た子どもたちは、「大きくて速い。とても泳いだり、津波より速く走ったりはできない。」と実感。紺野先生の「素早く高いところに避難するしかない。普段からどこの高台に逃げるか決めておかなければならない。」という教えを強く心に刻んだようでした。
ほかにもたくさんのことをご存じの紺野先生。いつかまたお話を聞かせていただきたいですね。