支援
布マスクのご寄贈ありがとうございました。

市政を学ぶ会様・学区の企業シェリール様からは布マスク、九州のきりん様からは消毒薬となる次亜塩素酸・・・まだまだたくさんあります。
5月22日(金)のこの日は、学区にある子ども図書館「ちいさいおうち」様が、かわいい手作り布マスクを届けて下さいました。
児童を代表して受け取った児童会執行部の4人もニコニコうれしそうです。
これからも、外出自粛のためおうちで過ごすことも多いかもしれませんね。「ちいさいおうち」に読みたい本を探しに行ってみましょう。
プールへ思いは地域の方も同じ

米のとぎ汁の養分で、EM菌を増やし、プールに投入してプールをきれいにするのです。
とはいえこの頃は、今年のプール使用ができるかまだ未定の状態。EM菌を増やす作業も延期、延期。それでもEM菌ボランティアにお集まり下さった地域の方がいらっしゃいました。
実は、5月まで行事の中止や縮小で地域の方が学校にいらっしゃる機会も設けられませんでした。4月から学校が再開し、校舎や校庭に子どもたちの歓声が響いたときも、それはそれはうれしかったのですが、地域の方が笑顔でご来校下さったことにも同じような喜びを感じました。
やっぱり竹駒小学校は、子どもあって地域あっての学校です。
活動は週をまたぎ、13日(水)までご参加を頂きました。
「子どもたちが今年もプールに入れるといいね。」
地域の方も、子どもたちや先生方と同様に、祈って下さっているのです。
地元のワカメのご寄贈に感謝。もっと知りたいです。

12月13日(金)この日の給食に、広田のワカメが五目和えになって登場。子どもたちが食べる様子をご覧になりに、広田湾漁協さん、市の水産課さん、給食センターさん、東海新報さんがいらっしゃいました。
加えて、広田湾漁協さんは、ワカメの資料もお持ちになり、クイズを交えてわかりやすくワカメのことを教えてくださいました。
味もおいしいけれど、ワカメの生態やその養殖にも興味津々の竹っ子たち。採ってすぐのワカメを道具なしで手作業で茎と葉に分ける漁協さんの妙技にも目を見張りました。質問にもたくさん答えていただきました。
ワカメの味とともに、ふるさとへのほこりも強く感じた竹っ子たちでした。
第4回語り継ぐ会。講師は市教育相談員吉家秀明先生

まず、先生はしおさい橋から見た高田松原の写真を見せてくださいました。7万本の松が青々と茂っています。先生はもう一枚写真を見せてくださいました。同じしおさい橋から撮影した写真ですが、松は奇跡の松一本しかありません。写真から、震災の悲しさ、特に引き波の恐ろしさが子供たちの心に強く伝わりました。
続けて先生は、ご自身の被災体験をお話になりました。広田中学校で校長先生をお務めになっていた時のお話です。
津波の高さ予想は3mだったこと、それを伝える防災放送が停電で途切れてしまったこと、防潮堤を津波が、まるでお風呂の水があふれるように越えてきたこと、津波が来たことを高台にある保育園に伝え、中学校の先生たちも中学生たちも園児の手を引いたりおんぶしたりして、更に高台の広田水産高校グランドを目指したこと、グランドへの斜面は険しく園児たちと手をつないで登ったこと、足の悪い方を助けて一緒にゆっくり避難していた中学校の先生の背後に津波は迫り、すねまで津波でぬれるほどぎりぎりの避難であったこと・・・。
まとめとして先生は「水は低い方へ進むけれど、津波のように量が多くて勢いの強い水は、高い方にも上ってくる。だから、高い方へ高い方へと避難しなければならない。あきらめることなく、一本松の奇跡を信じて。」と教えてくださいました。
かつて本校卒業生の進学先であった第一中学校の校長先生もお務めになった吉家先生は、今も本校を気にかけて下さっており、今後、高田第一中学校に進学を控えた本校6年生へ特別授業をして下さる予定です。