学校行事
音色で心まで美しく

今回、演奏を聴かせて下さったのは、世界的に活躍なさっているフルート奏者の森岡有裕子さんとピアノ奏者の白石光隆さんのデュオです。
さて、皆さん。フルートというとどんなイメージをおもちですか?私はやさしくゆったりとした演奏を思い浮かべるのですが、今回のコンサートでその印象は大きく変わりました。森岡さんはやさしいゆったりとした曲はもちろん、目にも止まらぬ指の動きで疾走感のある演奏や、あえて音を濁らすほど強く息を吹き込む演奏も聴かせて下さいました。フルートはこんなにも豊かな表現のできる楽器だったのですね。
ほかにも、フルートの構造や成り立ち、フルートの仲間の楽器、日本と西洋のリズムの取り方の違いなども教えて下さいましたし、演奏した曲のスタイルも様々。ぐんと世界が広がったような気がしました。
残念だったのは、毎年この事業にお招きしている地域の皆さんを、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためお招きできなかったこと。来年は事態が収束し、是非地域を挙げて感動体験を共有したいものです。
森岡さん、白石さん、是非また竹駒町にいらして素晴らしい演奏を聴かせて下さいね。
避難・避難所について教えて頂きました。

まずは避難訓練。訓練ではあるものの、真剣に緊張感をもって訓練する児童の姿に、最上級のお褒めの言葉を頂きました。
また、昨年度は、職員担当者へのご指導を頂きましたが、今年度は児童を対象にした防災学習にもご指導を頂きました。
テーマは「避難所での生活のしかた」
自然災害の種類からスタートし、やさしくわかりやすく教えて下さるサポーターさん。
「おかしも(押さない、駆けない、しゃべらない、もどらない)」と覚えていた避難の約束に、
「ち(近づかない)」を加えて下さり、「おかしもち」の約束へと高めて下さいました。
本論である避難所のお話では、様々な避難所での例を引きながら、「避難所では自分の身の周りのことはしっかり自分でしなければならない。その上で、掃除や段ボールでつくる仕切り作りなどみんなのためになることを進んでしなければならない。小学校1年生でもできることはたくさんある。」と教えて下さいました。
今回のご指導を生かし、一層具体的な計画・訓練へと高めていきたいと思います。
やっぱり涙の感動!やっと開催できた運動会

1学期に予定していた諸行事を、コロナウイルス感染症拡大防止のため、2学期に延期。例年より短い練習取り組みとなった中ではありましたが、その分、5月よりも子どもたちが育っていました。高学年が低学年をお世話するのも例年より細かくできていましたし、それに続く低学年も高学年と同じ気持ちで練習に励んでいました。
競技で競い合う姿もたくましく、見応えがありました。
応援にも、赤も白も一体感がありました。
総練習でお伝えしたキッズソーランもますます見事!ここ数年で1,2を争う出来だったように思います。
最終種目の全員リレーでも、バトンをつなぐまで誰1人として諦める子はいませんでした。
高らかに校歌を歌い上げた閉会式。その後の陣地では解団式が行われました。
自分たちのリードに従ってくれた下級生へ、6年生勢揃いしての感謝。
リードしてくれた6年生へ、5年生代表から、感謝と来年に引き継ぐ決意の言葉。
そして先輩後輩のエール交換。力を出し切った感動と満足感で、今年も涙涙の解団式でした。
やってよかった。中止しないでよかった。
子どもたちの成長のために、やっぱり運動会は必要です。(写真は、白組解団式)
総練習から涙

昨年の総練習についても、リレーでドラマチック場面があったことをお伝えしましたが、今年は全校児童による「竹っ子ソーラン」に感動がありました。
コロナ禍と厳しい残暑の中、自分たちの頑張りを家族や地域の人に伝えようと、必死に踊る子どもたち。感染予防のため、クリアマスクをかけての演技ですが、その素直な心が演技にはっきりと表れているのです。そして、一人一人の子供の心が1つになっているのです。
ソーランの後は休憩でしたが、本部席に集まった先生たちの多くが感動に涙ぐんでいました。
本番は一層感動の演技となることでしょう。
本番は9月12日(土)午前。市内一広い校庭に50人の竹駒小は、参観人数の制限をいたしません。ご家族の皆様、地域の皆様、どうぞご来場ください。
でも、雨の予報で心配です。12日雨の場合は13日(日)、13日(日)も雨の場合は14日(月)。暫時延期いたします。